メダカの冬支度はOKですか?今年の冬は寒くなる予感!黒潮の大蛇行と低気圧。

メダカと遊ぶのが大好きな里山です。

12年ぶりの黒潮の大蛇行でシラスが不漁とのこと。気になってコメント欄まで読んでいたら、とある書き込みを発見しました。

――黒潮蛇行の影響で、今年の冬は寒い

「おう?黒潮?寒い?」気象や海流の知識が乏しい里山には何が何だか理解出来ず。ただ、「寒い」というキーワードにはピンと来ました。

夏から秋にかけてやたらと見ていたカメムシの存在です。

ああ、今年の冬は本当に寒くなるんだと思いました。そうなって来ると不安になるのが屋外水槽のメダカやエビたちです。

さて、どうなるのやら。

黒潮の蛇行と気温

日本の南岸を流れる海流・黒潮には、2通りの道筋があります。

ひとつは日本列島に沿ってほぼ真っ直ぐに流れる「直進路」、もうひとつは紀伊半島のあたりでいったん沖に出て、再び関東周辺に戻って来る「蛇行路」です。

直進路が真っ直ぐなのに対し、蛇行路は大きくUの字を書くようなルートです。

これがどう気温に関係するのでしょうか?

南岸低気圧と黒潮

鹿児島大学の研究発表(→プレスリリース資料、→気象研究所pdf)によると、黒潮の道筋と南岸低気圧(温帯低気圧)の進路は大きく関係しているとのことでした。

黒潮が直進路を通る時は低気圧も日本列島を沿うように進み、蛇行路を通る時は低気圧も日本列島から離れて行くのです。

低気圧が離れてくれた方が良さそうな気がしてしまうのですが、それは台風(熱帯低気圧)のお話。今回話題にしている温帯低気圧は近くを通ってくれた方が良いのです。

低気圧は暖気を伴っている!

低気圧の周囲には反時計回りの風が吹いています。この為、低気圧の東側(進行方向の全面)には南からの暖かい風が、西には北からの冷たい風が吹くことになります。

日本列島に南岸低気圧が近付くということは、進行方向に暖かい風が流れ込むということ。気温が上昇することになりますから、結果として雪が降るような寒さにはならないのです。

対して、蛇行路に乗って低気圧が離れてしまった場合は冷たい風が吹き込むことになるので、降雪が見られることもあります。(低気圧と列島の距離間による)

全国的にはどうなのか

研究報告で触れているのは、あくまで「首都圏」のお話。他の地域にどういった影響があるのかは書かれていません。

全国的に寒くなるのかは「?」です。

ただ、里山的にはカメムシの存在からの今回の情報なので、けっこう寒くなるのではないかな?と予想しています。

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「今年何か変!畑の野菜も様子がおかしいもの。」と、職場のおっさんも言っていました。

動植物はヒトなんかより余程敏感です。周囲の変化には気を配りたいものですね。

熱帯低気圧と温帯低気圧

熱帯低気圧は亜熱帯や熱帯で海から大量の水蒸気が上昇することにより、空気が渦を巻いて出来る低気圧のこと。(風速17.2m/sを超えると台風と名称が変わる)

温帯低気圧とは北側の冷たい空気と南側の暖かい空気がぶつかり、空気が渦を巻くことで発生する低気圧です。

メダカの冬支度

里山宅のメダカたちは、そのまま屋外で冬を過ごす予定です。

ですが、例年に無い極端な気温低下などに見舞われるようであれば、何か対策をしなければなりません。場合によってはメダカが死んでしまう恐れがあるためです。

今年はいざと言う時のために、ビニールシートを用意しておこうかな?と考えています。

屋外の水槽を室内に引き入れるのは無理ですからね。寒さが少しでも和らぐように、シートで外気から水槽を保護するのです。

備えあれば何とやら

メダカは生物です。飼育者の一瞬の判断ミスが、彼らを死に追いやるかも知れません。

今年の冬がどうなってしまうか、本当のところはわかりませんが、冬に向けての準備をすることくらい、そう大したことではないと思うのです。