いつもメダカに一所懸命、里山です。
「メダカの水換えは冬でも出来ますか?」
そんなような質問を受けることがあります。
冬でも水換えは出来ます。飼育方法は人それぞれ、厳格なルールがあるわけではないので、やりたければ「どうぞ」といった感じです。
ド直球に回答すると、ちょっと冷たいですね。(苦笑)
もちろん、そんな風に答えはしませんでしたが、そういうことなんですよ。
今回は最近行った屋外水槽の掃除のことを書いて行きます。正解ではありませんが、ヒント程度にはなるでしょうか。
冬の水槽掃除を決行す
里山は寒波襲来前の1月21日(日)に、屋外水槽を計4つ掃除しました。理由は単純で、藻が繁殖して汚かったからです。
メダカの様子を観察
その日は朝から晴天!本当に寒波が来るのかと疑うくらいの陽気でした。
観測データ上での最高気温は約12℃となっていますが、場所によっては15℃近くになっていたのではないでしょうか。里山宅のベランダもポカポカ陽気で、メダカたちが水面近くで遊んでいました。
――今日なら掃除出来そうだな
ベランダに一番陽光の注ぐ昼の時間を狙い、掃除を決行しました。
天候と気温
冬の水槽掃除はその日の天気と相談して、するかしないかを決めます。
朝から曇り空で気温が低い、強風、雨や雪で寒いという日はNGです。寒い日のメダカは動かずじっとしています。あまり水槽には近寄らず、そっとしておきます。
前日、前々日が天候不良で寒かったという場合も注意です。水槽内の温度が下がったままで、なかなか温まらないことがあるからです。
また、掃除した直後に急激に寒くなる、というのも避けたい事象です。午前は晴れだが午後からは崩れる、という日は里山ならパスです。
植物が植わっている場合
ベアタンクの掃除はとっても簡単ですが、底土に直に植物を植えてある場合は難易度が高いです。メダカだけでなく、休眠状態にある植物を刺激することになるからです。
耐寒性のある植物でも、根を掘り出されたりすれば弱ります。扱い方によっては枯れてしまうでしょう。
慣れている場合はともかく、そうでないなら放置一択です。
あくまで「水槽」掃除
――水槽内の水を全て交換しない
これは冬に限らず、夏でもそうですね。
飼育水を捨てることはバクテリアを捨てることと同意です。病気が蔓延したなどの特殊な理由が無い限り、水の全交換は行いません。
飼育水は取っておく
飼育水はバケツや桶などに取っておきました。ついでにゴミを網で濾しておきます。
気になっていたのは水槽壁や底石に繁殖していた藻なので、水を抜いた隙にササッと擦って洗い流しました。
あとは飼育水を元に戻し、減った分をカルキ抜きした水で補充。
暫く置いてから、メダカたちをゆっくりと戻してオシマイです。
↑水草も水槽もヌルヌル!すっごい汚かったです。
↓お掃除後。
おわりに
水槽が綺麗になり、里山的にはすごくスッキリとしました。寒い中あちこちに移されて、メダカにとっては迷惑だったでしょうが。
今回は……
・幹之(大)のベアタンク
・幹之(小)の麦飯石水槽
・ブルブルちゃんのベアタンク
・白緋の温室もどき水槽
上記の4つを掃除しました。
その2日後に雪が降り、水槽に氷が張りました。死んだ個体は1匹もいません。