メダカの孵化する温度は何度?高温にすれば早く孵るのか、水温と発生の関係

幹之大好き里山です。

本日の天候は雨。強い風のため、軒下の水槽にも雨粒が叩き付ける悪天候でした。

しかし、気温はまずまず。今朝は幹之のメス2匹の抱卵を確認、無事採卵することが出来ました。

採卵後はプラケースに入れて、温度の安定した室内で管理しています。水は普通の水道水です。

その水道水なのですが、汲み立ての温度を調べてみたら、あらびっくり!

胚の発生と水温

メダカの卵の孵化は温度に依存しています。産卵と違い、光は大して影響が無く、水温が発生を左右するとのことです。

250℃に達すれば誕生か

卵が孵化するまでには、約250℃日が必要と言われます。これだけじゃ意味がわかりませんね。

仮に水温を25℃とした場合……

250℃(累積温度) ÷ 25℃(飼育温度) = 10日(250℃に到達するまでにかかる日数)

ということで、10日後には孵化が見込めるという計算になります。

別の書き方をすると……

25℃(飼育温度) × 10日 = 250℃(累積温度)

25℃で10日間飼育すれば250℃に達するので卵が孵化する、ということです。

孵化までの目安になると思います。

孵化の適温は何度か

発生が可能な温度は16℃~34℃までの間。20℃~25℃付近が適正なようで、15℃以下、35℃以上では多くの胚(稚魚のもと)が死んでしまいます。

15℃以下の低温

途中までは育ちますが、孵化に至る前に成長を止めてしまいます。僅かに孵化直前まで育つものもいますが、孵化は出来ないようです。

20℃~25℃の適温

稀に双体のような異常も見られますが、ほとんどの胚が正常に発育します。体調が良好な稚魚を得たいのであれば、この温度帯で卵を管理するのが良さそうです。

30℃前後の高温

卵の成長は温度が高い方が早く進みますが、異常な発生が増えます。奇形が生まれ易くなるということです。

発生途中で死ぬもの、もちろんいます。

椎骨の短縮や癒着などの異常が高頻度で発生する温度域であるため、ダルマメダカを狙ってチャレンジする人もいるようです。初心者には不向きです。

35℃以上の高温

多くの胚が死にます。

夏場の屋外水槽や窓辺のプラケース内は、簡単に35℃以上の水温になります。危険です。

水道水で卵を管理する

水道水で卵を管理することにより、雑菌の繁殖を防ぎます。カルキによる消毒が、良い意味で役に立つ時です。

数日置きに水を新鮮なものと交換します。

ですが、これが出来るのも初期の卵だけ。孵化が近くなったら、水換えは慎重に行うようにします。

・孵化直前は卵膜が柔らかくなっている

・卵と違い、稚魚はカルキに弱い

この2点が主な理由です。

「もうすぐ生まれそうだな」という頃になったら、カルキを抜いた水に切り替えるのが無難です。

汲み立ての水道水

室内で一日放置した水と、汲み立ての水道水の温度を測ってみました。

室内放置は16℃程です。孵化に必要な最低温度ですね。

汲み立ての水道水は、ひんやりと冷たい12℃です。

季節にも寄りますが、産卵の始まる4月頃の水道水では水温が低過ぎるようですね。

いきなりザブっと水道水を入れず、温度を調整した方が良さそうです。(放っておけば温くなっていくのですが、急激な温度変化が卵に良いとは思えません。)

まとめ

・孵化に適した温度は20℃~25℃

・低温では孵化せず、高温では異常が発生し易くなる

・水道水で管理する場合、一度温度を測ってから使用する