メダカのエサやりを考える―最適解はメダカたちに聞こう!日頃の観察とエサの量とうんこ。

帰宅後、すぐにエビちゃんウォッチングしている里山です。

繁殖期だけあって、メダカたちの食欲が旺盛です。一杯食べて、一杯産んで……といった感じです。エサが足りないと水面近くを泳ぎ回り、「エサちょうだい!」とアピールして来ます。

メダカのエサやりは、5分程度で食べきれる量を1日に数回与えるのが良いと言われます。(産卵させたい場合は少し多め)

今回はエサやりについて。

季節に応じて変化させる

メダカの活動ピークは春から夏にかけてです。この時期は産卵というメダカたち最大のイベントでもあります。

この時期にエサが不足し、栄養状態が不十分ですと、産卵が出来ません。

エサのやり過ぎは水質の悪化を招くので、与える量には注意が必要ですが、良い卵を産んでもらうために栄養価の高いエサを充分与えます。

産卵期のエサ

エサ売り場を覗くと、きちんと繁殖期専用のエサがあります。高タンパクで脂質もやや多め、各種ビタミン類も添付された上等なエサです。

裏を返せば、それだけ産卵にはエネルギーが必要なんですね。

メダカの状況と自身の飼育計画を照らし合わせ、何を与えるかを吟味しましょう。

給餌回数と気温

冬のメダカはじっとして動かなくなります。エサをやってもほぼ食べません。広義の意味での冬眠をするので、全体的に活動が鈍くなります。

夏と一緒の感覚でエサをやれば、すぐに水質は悪化します。それに伴って病気になるメダカも出る可能性があります。

四季に応じ、エサやりの調整はすべきです。

春(活動し出す時期)

エサの量を少しずつ増やす。与え過ぎに注意。

夏(繁殖期、活動のピーク)

沢山卵を産ませたいのなら、エサの回数を増やす。1回のエサ量を増やしても食べきれず残すので、回数で調整をすること。

ミジンコなど、食べ残しても水質悪化を招かない活餌があると楽。

秋(活動が低下し出す時期)

産卵もひと段落し、活動ペースが落ちる時期。春の時と逆で、徐々にエサを減らしていく。

冬(冬眠)

屋外水槽の場合なら、なるべく近寄らず、そっとしておく。エサはやらなくても良い。

もしエサをやるのなら昼間にする。日中の気温上昇に伴い、メダカが水面近くに上がって来た時に少量だけ与える。

ミジンコ活用

里山宅のメダカたちの朝食はミジンコです。

日中にエサやりをすることが困難なので、食べ残すことを前提にミジンコを多めに投入します。

食べ残されたミジンコは、何時間か後に再びエサとして活躍します。そんなに大量投入しないので、完全な昼食とまではいきませんが、おやつ程度にはなっています。

数分で食べ切る量しか投入出来ない人工餌よりは管理が楽です。

うんこを見よう

メダカにはヒトのような「胃」「腸」といった明確な区別の出来る消化器がありません。口から肛門までを1本の消化管が繋いでいます。

消化管の一部が膨大し、胃のようになっていますが「胃」ではありません。

エサの与え過ぎは消化不良のもと。

うんこの状態をよく観察します。調子が悪いと糸状の白いうんこを出すことも。エサをたっぷりやっているのに、メダカのうんこが出てない場合も注意が必要です。

初めてのエサとうんこ

新しいエサを試す時は……

・少量ずつ与えて様子を見る

・うんこの状態を観察する

この2点が大切です。新しく与えたエサが、どのような形で排泄されているのか確認しましょう。

食べ慣れないものを与えると、もしかしたら下痢をしてしまうかも知れません。