メダカをベランダで飼育したい!住宅事情と飼育場所の注意点、近隣トラブルを避けるために。

水槽の底土を利用し野菜を育てている里山です。

アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいるけど、本格的にメダカをやってみたいと考えている方もいるかと思います。

飼育場所の候補となるのがベランダです。

ですが、「自宅のベランダだから」と好き勝手にやっていると、近隣とのトラブルに発展する場合も。

今回は「こういうのは気をつけた方が良いよ」という点を挙げていきます。

先ず住宅のルールを確認

犬猫のみならず鳥や魚も一切禁止という物件があります。そういった住宅ではメダカそのものが飼育NGです。

トラブルの元ですから、「バレなければ良いでしょ?」という考えは捨てた方が良いかと。

以下の項目は「魚の飼育がOK」「ベランダでの飼育OK」という前提で書いていきます。

ベランダの排水口を確認

集合住宅のベランダには、各々独立しているわけではなく、仕切りで区切られているだけのタイプが存在します。

こういったタイプのベランダは、排水口の位置を必ず確認して下さい。

排水口が仕切りの向こう側にある

仕切りの向こうは「お隣さんのベランダ」です。自分が流した水などが、一旦お隣に入った上で排水口に流れて行きます。

だいたい仕切り付近(要は自宅とお隣の中間部)に設けられていることが多いのですが、それでも仕切りの向こう側には変わりありません。

汚水を当たり前に流さない

構造上仕方がないとは言え、お隣さんからしたら汚水が流れてくるのは迷惑でしかありません。

コケや腐った水草が浮遊した飼育水、バクテリアの繁殖した臭い飼育水など、汚水をバシャバシャと流さないように注意します。

ゴミは大きい物は手で仕分け、細かなゴミは網で濾すかしてゴミ袋に捨てます。残った水はバケツに汲んで自宅内で処理するか、ベランダで流した後に綺麗な水を流して完全に流し切ります。

生物の飼育をしていない人からすれば、ちょっとした臭いでも気になるもの。特に夏場は気をつけて下さい。

底土を流さない

屋外ビオトープなどに土を利用する場合、「細かい土は水と一緒に流れていくもの」ということを念頭に置いて下さい。

水槽内の植物の入れ換え、リセット時など廃水を伴う場合は必ず土嚢袋を用意します。土嚢袋はホームセンターの園芸用品コーナーにあります。

水は土嚢袋に流し入れ、土が流出しないように注意します。(土嚢袋を通すことで土が濾され、水のみが出て行きます。)

一旦流れてしまった土は排水口に溜まり流れを悪くするだけでなく、最悪の場合「つまり」の原因となります。

また、排水口が仕切りの向こうにある場合は、お隣さんが掃除をするハメに。

自分自身が同じことをされたら嫌ですよね。土の流出は絶対に防ぎましょう。

赤玉土

コロコロとした塊なので初期なら拾い集めることが可能。潰れた場合は粒子の細かな土になるため、水と一緒に排水口行き。

処分は土嚢袋を利用して行う。

荒木田土

問答無用で汚泥が水と一緒に流れ出す。底に沈殿しているものも処理し難い。

ベランダで使用する場合は、水のみを汲み出して捨て水槽を軽くし(もちろん土嚢袋や目の細かいネットを通す)、自宅内に持ち込んで処分するのが良い。

泥で濁った水が流れると茶色く跡が残る。使わないのがベストかも知れない。

川砂や田砂

荒木田土同様で、処理は自宅内でするのが良い。

他人の視点で

知らない間にお隣さんを不快にさせている場合があります。客観的に自分の飼育の仕方を見直すことが大切です。

――他人に迷惑をかけないこと

とても大事なことです。

他人に迷惑をかけていないヒトなんて存在しません。

沢山の人たちと一緒に暮らしていると、「お互いに迷惑をかけている部分」というのが少なからず出て来ます。「お互い様だから良いじゃないか」ではなく、「お互い様だからこそ、気をつけようね」ってことです。

住宅事情とメダカ

大きなトロ舟をいくつも並べ、本格的にメダカをやりたいという人に集合住宅は不向きです。そういう人は広い庭の一戸建てに住むか、メダカ用に土地を借りるか何かしないと無理でしょう。

しかし、工夫次第でメダカは楽しめます。

今自分に与えられている条件で、どう楽しむか?です。あれこれ作戦を考えるのも、楽しみの1つだと思います。