幹之が大好き過ぎて、水槽前から離れられない里山です。
今年の夏は里山宅から多くのメダカや水草が旅立って行きました。こちらとしても間引いた水草を無駄にすることなく、沢山の人に喜んで貰えて大変嬉しいです。
今日も間引いたアナカリスとエビちゃんをお裾分け。明後日には幹之も嫁に行く予定です。
で、嫁に行く幹之なのですが、どの子を嫁に出そうか迷っています。
他所にメダカを譲る時、基準にしているものはありますか?
選別漏れ
メダカ屋のブログやHPを見ていると、同じ品種でも価格が大幅に違うものがあります。中でも格安の値段が付いているのでは?と思うのが、「選別漏れ」のメダカたちです。
メダカを様々な角度から吟味し、より分けていると、必ず選別に漏れる子たちが出て来ます。
一般の飼育者と違い、メダカ屋は商売としてメダカを育てています。それでお金を稼いでいるのです。お金を頂戴している以上、あまり質の良く無いメダカは商品として出せません。所謂クズ認定されてしまったメダカが、選別漏れのメダカです。
漏れてしまうメダカ
背曲がりなどの奇形は、早い段階で弾かれてしまうでしょう。色や形に特徴がある品種でしたら、その特徴が出ていないと商品価値がありません。
また体長が出荷基準を満たさない場合も選別から漏れてしまいます。
健康状態に問題が無く元気一杯であったとしても、商品としての基準を満たさないことには売り物にならないのです。
迷いどころ
里山宅の幹之は前述の「選別漏れ」に該当するであろう子たちが多いです。幹之の特徴である光の伸びがイマイチなのです。
よく泳ぐし、よく食べるし、元気で可愛いしで、飼い主からしたら文句無しなんですけどね。
人様にあげるとなると、話が変わってきます。
なるべくなら、状態の良い、「幹之って綺麗なメダカだね!」って喜んで貰えるような子をあげたいじゃないですか。
光の具合に迷う
光の伸び具合がバラバラで、一番多いのが強光くらいの子たちです。スーパーまで伸びた子もいるのですが、個体数が少ないのです。
来季を考えるとスーパーは残しておきたいのですが……。
大きさに迷う
同じように育てていても、体長の差は出てしまいます。あげるなら大きい子の方が良いかなと思うのですが、光の伸びを加味すると、大きい子たちは少し伸びが悪いのです。
結局は選べなくなってしまいます。(汗)
相手を見て選ぶ
今回の幹之の嫁ぎ先は、職場のおっさんのお孫さん宅です。去年は緋と白をあげたのですが、いなくなってしまったそうです。
メダカが大好きというわけでは無い様子。同じ水槽で他の魚も飼育しているのだとか。
悩んでまで選別することも無いんでしょうが、やはりあげるなら良質の子をあげたいですからね。
おわりに
そう大して悩むことでも無いのですが、大好きな幹之をあげるのだから真剣になってしまいます。
未だ時間はあるので、もう少し悩んでみることにします。(笑)