マツモが枯れた日-水草を大切に扱わなかった結果

メダカ大好き里山です。

初心者にも栽培が容易と言われるマツモですが、「本当に?」と思うくらいに枯らしました。枯らしては新しい物を補充するのですが、知らない間にちぎれて小さくなっていたり、とろんっと溶けてしまったり、白くなってしまったり……。

失敗した時の状況から、原因を考察してみました。

マツモとはどんな水草なのか

マツモ(学名:Ceratophyllum demersum)

スイレン目マツモ化に属する水草の1種で、金魚藻と呼ばれることもある。

多年生植物で、根を持たずに水面下を浮遊する沈水性浮遊植物。低光量、貧栄養下でも育ち、環境適応能力が高いため、世界中の沼地や河川に生息している。

水質浄化能力が高く、立ち上げたばかりの水槽の水質を安定させるパイロットプランツとしても有用。

弱酸性~弱アルカリ性の水質を好み、水温は15℃~25℃程が飼育に適している。

特別な手入れの必要も無く、放って置いても育ってくれる丈夫なマツモ。ですが、いくら丈夫なマツモでも生育環境が合ってなければ、当たり前ですが枯れてしまいます。

マツモが溶けて消えた

初夏のある日。屋外水槽を立ち上げてすぐ、マツモを投入しました。

最初は異変も無く、枝で切って分枝をさせたりしていたのですが、1ヶ月くらいしたあたりから、パラパラと葉が散らばるようになりました。漂っている枝を取り上げると硬さが無く、トロンと溶けるような感じですぐにちぎれてしまいます。

しばらくすると水槽に藻が生え始め、マツモは小さなかけらが漂うだけになってしまいました。

原因は豊富過ぎる栄養とpHの変化か?

立ち上げ時は元気であったのに、しばらくして枯れ始めたことから、水質の変化があったのかと思われます。

水中の栄養分に関しても、立ち上げ時とは違い、マツモの好みでは無かったのかも知れません。その頃の水槽の水はやや濁っていて、藻が発生し始めていました。植物は少な過ぎる栄養でも育ちませんが、豊富過ぎても枯れてしまいます。

水槽の立ち上げ自体はまだ涼しい時期でしたが、枯れ始めたのは夏の盛りです。屋外であったことから、マツモが弱るような高温(メダカより暑さに弱い)になっていた可能性もあります。

マツモが白くなって枯れた

寒い季節になり、枯れてしまったホテイアオイの代わりにマツモを購入。屋外水槽へ投入しました。寒さに強いとのことから、大丈夫だろうとの判断です。

一週間も経たない内にマツモの先っぽの色が抜け始め、次第に白化。ついには枯れてしまいました。

急激な温度変化には水草も耐えられない

マツモの白化については様々な原因があるようですが、今回は温度差以外に考えられません。

寒い時期に屋内水槽から屋外水槽への生体の移動は危険です。「寒さにも強い」との情報だけで、いきなり水温の違い過ぎる水槽に放り込めば、いくら丈夫な水草でも枯れます。

きちんと適温に保たれている店の水槽から、屋外の冷たい水の中に入れられたマツモが、温度変化に耐えられず、弱って白くなってしまったんですね。

メダカなどの生体が、なぜ水合わせ(温度合わせ)をする必要があるのかをきちんと理解していれば、こんな結果にはならなかった気がします。水草だって生物、急激な変化には対応出来ません。少し考えてみれば、至極当たり前のことなのですが……。

まとめ

・マツモがいくら丈夫でも、生育できない環境に置かれれば枯れる

・色が抜け始めた、成長が止まったなどの変化が起きてきたら、一度水質を調べてみる

・メダカを扱うように、水草も大切に扱う