メダカと遊びたいのに相手にされていない里山です。
冬は静か~。メダカたちも特に動きがないので、ストーカーの里山もじっとしているわけですが。
メダカたちが相手してくれないので、今日は根腐れした胡蝶蘭のお話です。
水のやり過ぎで根が腐る
遡ること1年半程。お祝いで胡蝶蘭を頂きました。お祝いで送ったことはあっても、管理をするのは初めて。育て方を聞いたり調べたりして、何となく管理していました。日焼けすることも知らず、強い日光の下に置いて葉を変色させてしまったことも。
それでも健気なもので頑張って成長を続けていた胡蝶蘭。
ある日、二株植わっていた内のひとつがおかしなことに気づきました。元気がなく、葉がシナシナになっているのです。
――水はあげてるのに。株も育ってきたし、根が窮屈になってきているのかな?
そんなことを思った里山は、胡蝶蘭の鉢上げをすることにしました。そして、そこで初めて元気がなかった根本の理由を知ることになります。
苔に埋まっていた部分が真っ黒に
胡蝶蘭は水苔に植えられていました。鉢から出し苔を取っていってビックリ!苔に隠れていた部分が真っ黒になっていました。
――腐ってる!
これはどうしたものか?と。切り落とすのが最善と思いましたが、株のほとんどの部分を切除することになります。そこまで切ってしまって生きられるものなのかわかりませんでした。
ですが、切らなければどのみち腐って枯れます。里山は切ることを選択しました。
根も全て無くなってしまったため、栄養や水分を補給する場所がありません。切り口を水に浸け経過観察をすることとなりました。2018年の秋くらいの話だったと記憶しています。
特に変化もないままに
水に浸けた胡蝶蘭は枯れませんでした。枯れないまま、その姿を保ったまま、冬を迎え、年が明け……。このまま変化なく過ぎるのだろうか?と思えるくらいに何も変化がありませんでした。
兆しが見え始めたのは夏頃、根の様な小さなコブが、残った僅かな茎の部分に現れました。ゆっくりと確実にそれは伸びて行きました。ここで水から出し、水苔に戻して様子を見ることに。
気付けば、根は伸び、本数も増えていました。
根腐れの原因は何だろう
一番多いといわれている原因は水のあげ過ぎとのこと。胡蝶蘭は東南アジアが原産であり、雨が降らない乾季の間でも少ない水分で元気に生きることができる植物なのだそうです。
他、肥料のやり過ぎも根腐れの原因になります。
今回の場合は、里山が水を与え過ぎたことが原因と考えます。鉢から出した時、水苔の表面は乾いていましたが、下の方は水でぐしょぐしょになっていたからです。根のある部分は常に湿気にさらされていたものと思います。
二度目の危機を迎える
ともあれ復帰した胡蝶蘭。このまま無事に育って行くんだろうと思っていた矢先、またも危機が。
今現在、葉がクタクタで全く力がありません。根が枯れて行っています。今回は根が腐っている感じではありません。今度は水の量が少な過ぎたのかもと思っています。室温が低いのも原因でしょうか。
生き延びてくれるかはわかりません。根腐れしていた前回よりも、葉の状態が悪く感じます。
おわりに
自分の元に来てくれた生き物たちとは、良好な関係を築き、なるべく長く付き合いたいと思っています。胡蝶蘭は管理が難しく、どうして良いのかわからない時もありますが、それでも一緒の時間を楽しく過ごせたらなと。
今後、彼女がどうなって行くのかは未知数ですが、最後までお世話します。
胡蝶蘭は寿命の長い植物とのことで、50年以上生きることもあるそうです。このことを知り、実は里山は別で1株胡蝶蘭を購入しました。¥500で売られていた小さな胡蝶蘭です。自宅に招き入れ、約1年程経ったのかな?倍近く大きくなりました。
こちらも葉にシワが出来たり、やや怪しい兆候が。同時に花芽らしきものも確認しています。
植物の管理をやっている内に、メダカの産卵期がすぐにやって来ることでしょう。気が抜けません。