メダカ大好き里山です。
強引にコスモメダカの卵を採取しました。昨日、数匹のメスが抱卵していたにも関わらず、1つも卵が入手出来なかったためです。
無事に孵化するかはわかりませんが、きちんと卵を産んでいることにホッとしました。
卵が無くなった日
昨日の記事にも書きました。
朝方確認出来たコスモの卵が、何故か夕方には消失。親メダカたちが食べたか、或いはドジョウが食べたか。
実は、一番気になっていたのは、「見間違い」ではないかということでした。
コスモメダカは尻ビレの端がキラキラと輝いています。その光を卵と見間違えたのかな?と、ずっと気にしていたのです。
今回、メスが卵を抱えているのに気づき、(可哀想な気がしましたが)強引に卵を頂戴しました。やっぱり見間違いじゃ無かった!!
強制採卵は初でしたので、メスが弱らないか心配でした。
その後何事も無かったようにエサを食べていましたが若干心配ではあるので、明日の朝にでも再度状態確認をしようと思います。
夕方の抱卵の謎
メダカの交尾は明け方、卵は昼までに産みつけられるというのが、基本的な産卵サイクルです。意図的に暗闇を作るなどして体内サイクルを変化させない限り、メダカたちは太陽のリズムに従って行動をします。
ですから、夕方卵を抱えていることに少なからず驚きました。
飼育経験が長ければ、いつかは経験することなのかも知れませんが、私には初のケースでしたので。
昼過ぎに交尾したのでしょうか、朝は卵を見なかったです。
採卵の数と飼育数
幹之もコスモも、今年が初の採卵となります。昨年の夏、おっさんからもらって来て8ヶ月程。やっとこさ辿り着いた感じです。
嬉しくて嬉しくて、見つけては採卵していますが、孵化した時のことを考えておかねばなりません。
途中で落ちる卵
採った卵が全て孵るわけではないので、日々の採取は欠かせません。
現に、既に水カビが生えてダメになった卵が数個あります。初期にダメになってしまった卵は、無精卵であったのかな?と思います。
有精卵であっても発生途中でダメになることはあります。元々の異常、或いは水温が低過ぎ(高過ぎ)たなどの原因で、落ちていきます。
安定期に採るのが良いのか
4月あたりから卵を産み始めるメダカ。ですが、この頃の気温は未だ不安定であり、時折ぐっと冷え込むことがあります。
気温低下は水温低下にも繋がります。
低水温での卵は生育が遅く、場合によっては孵化前に死んでしまいます。
ヒーターによる加温や、水温を適温に保つような管理をしたくないのなら、5月あたりから採卵するようにしても良いのかな?と思います。
気温が安定して来るからです。
孵化させても
沢山採卵し孵化させるのは良いのですが、飼育出来る数には限度があります。
結果、間引きをして稚魚を「処分」することになってしまいます。今後の水槽配置や、里子に出せるか否か、早めに予定を考えておかねばなりません。
飼育スペースがいくらでもある場合と違い、限られた敷地の中での飼育は自ずと飼育数(水槽の数)が決まって来ます。
おわりに
今回は強制的に卵を採ってしまいましたが、次からはやりません。自然な状態で産卵して欲しいですからね。(下手が採卵すると、個体が弱りますので)
観察を続け、必要であれば環境整備をして行きたいと思います。
産卵床に関しては市販のものを準備したのですが、一応クレソンも設置してみました。クレソンの根の方が、卵が絡んで良い感じがするのです。