寒波が去った後に―氷の張った屋外水槽でじっとするメダカと、室内でせっせと卵を産むメダカ。

太陽の光にホッとしている里山です。

昼間の晴れ間が嘘のように、昨日は夕方から雪が降りました。(愛知です。)

あっと言う間に辺りは真っ白!夜中の内に天気は回復しましたが、一晩明けた今でも日影には雪が残り、路面は凍結したままです。

屋外のメダカ水槽も、表面が凍ってしまいました。

メダカそのものが凍ったわけではないので、凍死した個体は1匹もいません。水温の低さにほとんどが隠れてしまい、さすがに顔を出してはくれませんが。

こういうことも体験しておくと、メダカの越冬対策でオタオタとしなくて済みます。特別な対策などほぼ必要無いのです。

今日は屋外水槽の様子と室内水槽の様子を比べてみました。

冬の風景

屋外水槽は蓋付きの水槽以外、全て表面に氷が張っていました。

朝からの晴天で幾分か薄くはなれど、完全には溶け切らず。昼近くなっても薄く氷が張ったままでした。

夏と違い、太陽の傾きが大きい今、ベランダの奥側には正午近くになってからしか日が差しません。一番奥の水槽は悲惨なもので、全体的に厚い氷が張っていました。

偶然か否か、中の幹之チビたちは全て引越した後でした。

もしもそのままの状態であったら、小さな個体は死んでいたかも知れませんね。

偶然の引越し

晴れて温かかった日曜日(21日)に、里山は屋外水槽の掃除を行いました。

その際、幹之大・小の水槽をまとめ、1つを空にしました。何れは星河かブルブルちゃんの子を泳がせようと、かなり早めに移動をさせておいたのです。

結果的に「移動させて良かったな」と思いました。

冬でも心配は要らない

――冬の屋外水槽でメダカは死んでしまわないか?

そう心配する人もいますが、メダカはそんな簡単に死なないので大丈夫です。

物影に隠れたり、底でじっとして動きませんが、メダカそのものが凍結するようなことが無ければ死にません。(※飼育環境による。孵化後ずっと室内飼育→屋外の場合、適応出来ず死ぬことがあります。)

↑水槽に張った氷。その下に寒さに耐えている幹之の姿があります。

氷の下でもじっと耐え、逞しく冬を乗り切るメダカの姿を見れば、要らぬ不安を抱えているのは自分だけだと気づきます。

買って来た水草なら白化?

水槽に入っているアナカリスは、屋外で夏を越し、自然な状態で秋冬に突入したものばかりです。丈夫なので寒さで枯れたりしません。

ホームセンターなど、管理水槽で育った水草であれば、低水温に耐え切れず変色(白化)するか、溶け出してしまうことでしょう。

飼育環境は非常に重要です。

繁殖期を迎えた水槽

屋外とは打って変わり、室内水槽では星河が今日も卵を抱えていました。

日に日に卵の状態が良くなっています。メダカたちが成熟して来た証拠と思います。

卵の産みつけられた根

昨日の昼に水槽を掃除、ボロボロだったホテイアオイを別のものに取替えました。

1日置いて根を観察してみると……

産み付けられた卵を発見することが出来ました。採卵をしていませんから、一部はメダカたちのエサになっていると思います。

夏と冬を彷徨うユスリカ

室内水槽の掃除のきっかけはユスリカ(らしき羽虫)です。

幼虫が藻などでトンネルを作る習性があるのですが、それがあまりにも汚らしくて見るに見かねました。

このユスリカですが、成虫になった途端死にます。

水の中は常夏ですが、一旦そこから出てしまえば寒い寒い冬だからです。羽化しても寒さでほぼ飛べません。床に落ちるか、水槽から離れられずに死ぬか、です。

冬に作られた「夏」の環境に、一番翻弄されている生物ではないでしょうか。

おわりに

メダカたちが無事に冬を乗り切れるかどうかは、「=夏にどれだけ丈夫に育てられたか」で決まります。

ヒトがあれこれと世話を焼かずとも、しっかりと生き抜く力を持った個体を育てることが大切です。

さあ、今年の夏はどう攻めようか?

メダカたちの卵をいつ採卵し、どう育てるか。頭の中では作戦会議が始まっています。