演習でボロ負けするダメ提督の里山です。(1ヶ月も続かんかったが……)
猫飯さんに遊びに行き、メダカを頂戴して来たのは先日記事の通り。
今日は新しく里山の元にやって来たメダカの話です。
目を惹くメダカ
きっかけはカエルの話でした。何でも店長宅の庭にモリアオガエルが産卵しに来たのだとか。(→猫飯ブログで見る)
猫飯は浜名湖すぐ側の緑が豊かな場所にあるのですが、まさかモリアオガエルが住宅地に出没するとは思いませんでした。興味津々、里山は奥さんに案内されて庭の水槽置き場へ。
確かにそこには、あわあわで包まれたカエルの卵が!
すぐにカメラで撮影後、観察。
時間をかけてじっくり見た後、すぐ傍らの水槽に目を向けました。
スイレンと思しき花が咲いていました。
小さな花を眺めていると、気持ち良さそうに泳ぐメダカの姿が自然と視界に入って来ました。
――ん?何だあの色?何メダカだろう。
これが今回のメダカとの出会いでした。
頭が黄色いのに体が青い
水槽内には青っぽいメダカの姿が沢山。幹之とは違う光沢の無い青です。
群れの中、数匹だけ頭が黄色く胴体が青い個体を発見しました。
改良メダカの知識が乏しい里山には、目に映るメダカが何と言う名のメダカなのかわかりません。名札を探しましたが、その容器には付けられていませんでした。
しばし眺めてから売り場に戻ったものの、メダカのことが気になって仕方ありませんでした。
お土産を掬いに
閉店時間が近くなりお客さんが疎らになり出した頃、店長に「庭のメダカが欲しい」と申し出ました。返事はOK、早速例のメダカの元へ。
日が傾いたせいか、昼ほどメダカの体色が鮮やかに見えません。
ただ青っぽいだけではなく、頭が黄色いメダカを目を凝らして選別して行きます。思ったより頭の黄色い個体の数は少なく、採れたのは3匹。オマケで一風変わった色をしている個体を1匹掬い上げました。
その名は……?
メダカの確認をしてもらったところ、そのメダカは「金剛ではないか?」とのことでした。
金剛メダカとは
猫飯店長が生み出した系統です。
灯に静楽庵系統の三色ラメを掛け合わせたのが始まりとのこと。ラメ光沢を乗せるため、F3で黒ラメ幹之が配合されています。
別系統にラメの入らない「夜空」というメダカがいるそうな。
今は金剛の更に発展系(?)の「雷切」が出されています。
金剛抜錨す―Follow me!
里山のもらって来た子たちは庭にいた子たちなので、選別前か或いは漏れかは知りません。売られていたものと比べラメ光沢が弱いです。でも素敵メダカには違いない。
4匹もらってきたので、「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」と命名……しませんヨw(笑)
↓黒い容器内だと保護色で体が青く、頭が黄色く見えます。写真は黒い容器ではありませんが、透明プラで見た時よりも体色がはっきり。
↓水槽隅に集まっていた深海棲艦(微塵子ヲ級)を攻撃。勝負は一瞬でした。さすが戦艦!!
おわりに
飼育場所の確保が本当に難しい。金剛には申し訳ないのですが、紅白たちの引っ越した後の水槽に入居してもらいました。
未だ体が小さく繁殖能力も無さそうなので、今しばらくはミジンコとお遊戯タイムです。
高速戦艦(笑)らしく、シュバシュバっと泳ぐ逞しい姿が見られると良いな。
『Burning Love!!!』
※艦隊これくしょん「金剛」とメダカ「金剛」をかけたネタが一部入っています。知らない人はOh!ソーリーね~。ちなみに戦艦「金剛」は実在した帝国海軍の戦艦です。ダイヤモンドは金剛石と言います。修験道の本尊、蔵王権現は金剛蔵王菩薩が正式名称です。金剛メダカ、強そうだね!