毎日ミジンコの繁殖に励む里山です。
本日、無事にダフニアの休眠卵を採卵出来ました。早速用意した土で保存しました。
「卵」を入手した一方で、「卵」の入手が困難かも知れないと思う出来事が発生しております。極ブラックが全然姿を見せないのです。
生存はしていますが、他のメダカたちのように水面近くに出て来ることがありません。エサも人工餌は一切無視と言いますか、姿を見せないので、やっても食べているか不明。
里山宅に来た時から終始この状態だったので、ガリガリの痩せた体型が目立ちます。
他のメダカたちのように秋にたっぷり栄養を付けて冬眠したのではないので、本当に痩せ細ってヒョロヒョロです。
こんな状態では、とても卵が望めません。
光、温度、栄養
メダカの産卵は光依存です。13時間以上光に当たることでホルモン分泌が促され、産卵出来るようになります。
しかし光さえあれば良いわけではありません。
適度な水温、産卵出来るだけの十分な栄養を保持していることが条件となります。
冬眠から明け、栄養を蓄える季節
2月後半から3月は、今まで姿を潜めていたメダカたちが動き出す時です。活性が上がり、よく泳ぎ、よく食べるようになって来ます。
痩せてガリガリだった体は次第にぷっくらとし始め、産卵に耐え得るだけの体へと変化をします。
――それが何時までもエサを取らないと、どうなるか?
餓死するまで絶食状態ななることは考え難いですが、全く太らず、生殖行動を起こさないことはあるかも?です。
メダカが適度に太っていることは、繁殖を行う上で重要なことです。
ミジンコの行方
極ブラックたちは水草に隠れたまま、一向に姿を見せません。
他のメダカたちが「エサちょーだい!」と水面近くでアピールしているような日でも、水槽には動きが無く。試しにエサを少量撒いても、顔すら出しません。
仕方が無いので、今はミジンコ一択です。
里山が繁殖させているミジンコのほとんどは、極ブラックの水槽行きです。他はありません。
ミジンコにする理由
ミジンコはタマ子もダフニアも両方与えています。
与えるというか、放置するという方が正しいですね。ミジンコを水槽に放つだけです。里山の姿があると絶対に出て来ませんから、ミジンコ投入後は速やかに立ちさります。
人工餌のように水を汚さないこと、食べ残しても日持ちすることがミジンコの利点でしょうか。
食べているのかわからない
ミジンコを与えた数時間後には、ミジンコが消失しています。
食べたのか、或いは死んで藻に埋もれただけなのか。ハッキリしない部分ですが、ミジンコはいなくなっています。
食べているのだと信じたい。
おわりに
とにかく極ブラックが動きません、食べません。
繁殖が本格的に始まるまで時間があります。水温が上がってこれば変化もあるはず、程好く太らせてみせます。