紙コップでエビを捕る里山です。
日曜の朝は比較的ゆっくりです。天気も良かったので、ゆっくりとメダカたちの写真撮影をしました。
「エサくれ~」と寄って来るメダカたちに混じり、エビちゃんたちも元気に泳ぎ回っています。
何枚か写真を撮ったところで、「今日はエビちゃんを捕まえに行こうかな?」となりました。
エビを捕りに畑に行こう
捕獲フィールドは相変わらず会社(農場)です。
先日大雨が降ったのでエビちゃんたちがどうなっているのか心配でしたが、普通にいました。人影が近付くとピンピンっと跳ねるので、すぐにわかります。(アイキャッチ写真にはエビが複数写っています。わかるかな?)
以前捕りに来た時はザリガニが多かったのですが、用水路の管理をしているオッサンが断水した間に全滅した模様。
ザリガニの姿は見えません。視界に入るのはエビちゃんたちの姿ばかりでした。
紙コップで捕まえる
会社でエビちゃんを捕る際、里山は自宅で道具を準備しません。休憩中にお茶を飲んだ紙コップで充分だからです。
使い終わった紙コップの再利用法としてどうかと思いますが、便利です。使い終わった後も捨てればOKですし。
今日もサクサクっと掬って、ものの数分で10匹以上をゲットしました。簡単に捕れ過ぎて、発見当初の興奮はありません。
近所のホームセンターでは、ミナミヌマエビが1匹¥120で売られています。
改めて考えてみると、生物の値段ってよくわからないですね。
捕獲した後は
前回は捕獲後のチェックが必要なくらい子ザリガニがいたのですが、今回はノーチェックです。
不用意に寄生虫やスネールを持ち帰らないために、エビちゃん以外の捕獲物を丁寧に取り除きます。一緒に入った泥や水の中に何がいるか未知なので、なるべく綺麗な状態にしておくのです。
幸いなことに会社の水道は井戸水です。カルキを気にせずにざぶざぶっとやって、プラケースに投入。あっと言う間にお持ち帰り状態です。
注意!エビはデリケートです
このやり方は会社で捕まえたエビちゃんにしか使えません。
市販のミナミヌマエビでしたら、先ず間違い無く死にます。他の採取場所ですと、どうなるか見当が付きません。
ここでやっていることは全く参考にはならないのでご注意を!
エビの観察をしよう
捕獲したエビちゃんを再度見ていきます。
今回の目玉はコチラ、卵付きのエビちゃんです。
本当はこういった子は捕らない方が良いのです。次世代の芽を摘んでしまうことになりますからね。
「繁殖期のメスを捕り過ぎるとどうなるか?」は、少し考えたらわかります。
今回はエビちゃんの数が多かったので、観察用に卵付きの子をお持ち帰りさせてもらいました。
早速水槽を作る
里山は「やる!」と決めたら速攻です。夕暮れが早くなっていても関係ありません。帰宅後、すぐに水槽を作り始めました。
ベランダには、空いた水槽が1つありました。
会社に持って行ったメダカたちが減っていたので、補充のために白と緋を連れて行ったのです。計画的なものではなく本当に偶然だったのですが、「これはラッキー!」と空いた水槽を改造し、エビちゃんの住まいを作りました。
出社時刻が迫っていたので、汚れた水槽は放置してありました。
帰宅後、すぐに掃除。中の水は使うために残しておきます。
使えそうなものを使い、エビちゃん水槽(仮)を作りました。
別でプラケースに卵持ちのメスを確保。無事孵化まで辿り着けるよう、丁寧に飼育をしつつ観察をして行きます。
捕まえて来たエビなので丈夫は丈夫ですが、死なないわけではありません。明日の朝、どうなっているかが1つの山でしょうか。
今回はここまでにします。