ゴハン大好き里山です。
先日、職場の方からノビルとワサビの花を頂きました。瞬間、夕飯のおかずが決定。どちらも美味しく頂きました!ご馳走様です。(写真はノビル)
田舎の食事は、時に贅沢かも知れませんね。
畑を眺めて献立を考える人
同じ職場のおっさんたちは、ほとんどが耕作をしています。自宅で消費するものなので、虫食いがあっても全然平気。育つのは完全な無農薬栽培の野菜です。
ある日のこと、おっさんの一人がこう言いました。
「自分の畑を見てから、夕飯の献立を考えてる。」
羨ましくないですか?!
中には自分の家の隣の敷地を買い、土を運んで畑に改造。鍋に湯を沸かしている間に、畑で野菜採りという人もいます。
私の住んでいる地域は、ド田舎ではなく程好く田舎なのですが、こういった生活の出来る場所です。
贅沢な食事
冬場にスモーク部の活動をしていた時のことです。
職場の方に天然の大きなイワナをもらったので、塩漬けと日干しで下準備。数日後、良い感じに水分が抜けたので、夕飯にイワナをスモークすることにしました。他の方にもらった無農薬野菜は鍋に。
もらい物で夕飯が完成です。
その話を別のパートさんにしたところ……
「ある意味、贅沢だよね。」
「天然のイワナも、無農薬野菜も買うといくらになるやら。」
との声が。
その時は「もらい物で夕飯が贅沢なの?」という感じでしたが、よくよく考えたら、確かに贅沢ですよね。
田舎の食事を金で買う今
暮らしの近代化に伴い、農地や山だった場所は開発され、都会化していっています。
私の住む地域も数十年前までは、川にはメダカを始めとする小魚の姿があり、食用になる草花があちこちにあったそうです。帰宅途中にセリを摘んで帰る、なんてこともしばしばあったのだとか。
ここらが田舎と言っても、そんな自然豊かな風景はもう見ることが出来ません。野生のメダカなんて、よっぽど探さないと見れないですよ。
時代に流れと共に山菜や天然の魚は数を減らし、大枚を叩いて買う贅沢品に様変わり。そんな中での「無農薬野菜」「天然の川魚」を使った食事です。
贅沢ですね。
私自身、日頃からそんな物ばかりを食べているわけではありませんから、やはり贅沢でしょうね。
メダカに期待する未来
昔は当たり前のように泳いでいた魚、それがメダカです。
残念ながら、今ではメダカは絶滅危惧種となり、野生のものはほとんど見る機会がなくなりました。メダカは田舎や里山の象徴のようにされています。
そんな中でのメダカブーム。私はメダカに期待をしています!
メダカを飼うことで自然を感じる
メダカの飼育を始めると、少なからず「勉強」をします。例えば、水にはバクテリアが住んでるとか、水草は水中の栄養分を吸っているとか、日光が成長に関係しているとか、そういったことです。
深く勉強しなくても、何となく、「メダカが多くの生物の働きによって生かされている」ということがわかるかと思います。
ヒトも同じです。
おわりに
メダカの楽しみ方は人それぞれ。自由にメダカ生活を堪能してもらえば良いのですが、ちょっとした瞬間に、ふっとヒトと自然との関わりに目を向けてもらえたら良いなと思います。
ヒトは自然に生かされてます。有り難いですね。