予想通りの展開に、思わず納得の里山です。
昨日無事にチビを産んだエビ母ちゃんが他界しました。何となく予想は出来ていたのですが、やはり少し悲しいです。
何故「死」を予想出来たかというと、前日の行動の異常さから「何となく」です。
科学的な根拠を問われたら、「無い」と即答します。根拠なんて何も無くて、普段と違った動きを見せるエビちゃんを見てそう思っただけです。
時を少し置いて、今度はあの世とこの世の狭間をフラフラとしているメダカを発見しました。
すぐにプラケースに移動させ、様子を見ることに。
普段見慣れている生物が、普段と違う行動を取った時は要注意です。
動き回るエビ
個別飼育していた胞卵エビちゃんは、水草につかまってじっとしているのが常でした。
水を注いだり、物音を立てたりすれば驚いて逃げますが、基本的には水草につかまってじっとしていました。
それはチビが孵化した朝も変わらず。
変わったのは夕刻、仕事が終わって帰宅してからのことでした。
忙しなく動く
死の前日、エビちゃんはケースの中をあちこちと動き回っていました。初めてプラケースに移した時でさえ、こんなに動き回っていたことはありません。
落ち着ける場所が無いといった感じで、あちこちと泳ぎ回っていました。
この時に薄っすらと「死」の臭いを感じ、書いた記事が前日のものです。
僅かな希望も打ち砕かれ、起床後覗いたプラケースの中には、変色したエビちゃんの姿がありました。
ピンセットで軽く突いただけで、水草につかまっていたエビちゃんの体が水底に静かに落ちて行きました。
弱ったメダカを発見
エビちゃんが死んだのが今朝。そして今度は、帰宅後に弱ったメダカを発見したのです。
紅白メダカの水槽で、1匹だけ水槽壁に寄り掛かるような体性をして動きません。他のメダカたちがエサを強請っているにも関わらず、この1匹は壁に寄り掛かるようにし、じっと動きませんでした。
――こいつ、ヤバそう。
放っておいた場合、確実に命が無くなっていると思いました。とりあえずプラケースに保護し、状態を観察することに。
大チャンス!を見逃すな
不謹慎な発言になりますが、弱っている(死にそうな)個体を見つけたら、なるべく細かに観察をしておくことです。
弱っていくのを見続けろ、と言っているのではありませんよ?!
観察し続ける
弱っている個体をじっと見続けるのは辛いですが、とても大切なことなのです。
病気がある場合は、病気のサインを教えてくれる標本となります。犠牲を広げないという意味では、実に重要なことです。
死を見つめることも、飼育者の「学び」と思います。
おわりに
保護したメダカは今現在塩浴中です。
今晩が1つの山となるのではないでしょうか。生き延びれば、何とかなる気がします。
コメント
里山さん、こんばんは〜
その後、塩浴のメダカちゃんはどうなりましたか?
コバさんへ
こんばんは。例のメダ子は生きてますよ。
感染する系の病気ではなく、何故か泳げなくなってしまったようです。昨日の朝は元気な姿を確認していますから、日中に何かあったものと思われます。ヒトでいう脳梗塞的なものがメダカにもあるのかなぁ?と。
原因は依然として不明ですし、泳げない=エサも食べれない状態です。
可哀想ですが、仲間と一緒の水槽は無理と思います。塩浴は明日で終わりにし、新たに環境を作ったプラケースで飼育します。
今回の件はブログ記事として書き残す予定ですから、またチェックしに来てくだされ(^^)
里山さんへ
ちょっとフライング気味でしたね(笑)
ネタばれみたいになっちゃいましたね(笑)
ブロガー泣かせになりました^_^;
正直、そんな状態になってたのに、よく立ち直れたな〜ってのが本音です(o_o)
病気ではなさそうという見解ですが、ずっとそのままでも2、3年生きれたらすごいですね^_^
うちとこ一年で☆になるメダカ達は、結構いますね〜
もちろん、2年目突入のメダカ達もいますが^_^
コバさんへ
もともと寿命が短い子たちなので、長生きしてくれると嬉しいですよね。
昨日行った展示会場で人気投票をしていたのですが、そこに「後期高齢者」と題されたメダカの写真が。飼育して3年程が経過した、長寿メダカたちです。
思わず1票入れてしまいました。(笑)
逝ってしまうのは「自然なこと」なので受け入れるしかないのですが、何も苦しむことなく、健やかに天命を全うして欲しいと切に願います。