青幹之との衝撃的な出会いが忘れられない里山です。
今年の冬飼育をどうしようか迷っていましたが、里山は決めました。メダカの購入先はもちろん猫飯さんです。
店長にいろいろと相談して、松井ヒレ長青幹之を買うことにしました。目的は遺伝子の流れを見ることです。
購入は11月初旬と決めています。果たしてどうなるやら。
F2を楽しめ
猫飯さんにメダカを注文するにあたり、里山はひとつ質問をしました。「F2で楽しめる組み合わせはあるか?」と。
F2で楽しむとは、親(P)、その次の世代(F1)では変化が無いが、その次(孫世代、F2)で親とは違った形質が出る組み合わせということです。以前、メダカの体色とメンデルの法則についての記事を書いたのですが、それと同じようにF2で差が出る組み合わせが無いか店長に尋ねたのです。
どうしてF2なのか
春に照準を合わせるため、遺伝子の優劣の考察のため、F2からとしました。
11月初旬に親を購入したとして、その親が新しい環境で産卵可能な状態になるには約2週間。遅くて1ヶ月くらいかかるとします。
11月は準備期間として、12月に産卵。それから孵化をさせると、F1が成熟するのはちょうど春先になるでしょうか。暦通りのサイクルでF1が卵を産めるようになります。
目的は遺伝子の流れです。無理の無いサイクルで、F2でどんな違いが出るのかを見ることが出来ると思いました。
組み合わせあれこれ
猫飯店長はこれまでに何十と品種改良を行っています。どのメダカの組み合わせで、子にどんな変化が起こるのか、幾つものデータを持っています。
幾つもの組み合わせの中から当初選ばれたのは「黒幹之×松井ヒレ長青幹之」の黒青ペアでした。
しかし、里山側の事情により「青幹之で何とかならないか?」と。近親交配も気になっていたところですし、つい最近メダカの飼育規模を縮小したばかりでした。
目的はあくまで遺伝子の流れ。「青幹之の方が簡単だ」ということだったので、今回は松井ヒレ長青幹之を購入することとしました。
青幹之の現状
里山の家にいる青幹之は、おっさんからもらったまま、近親交配を繰り返しています。そろそろ遺伝子的にマズイのではないかと思っていたところだったのです。
――外部から嫁を入れることで、どういった結果になるのか。
ドキドキワクワクです。
おわりに
遺伝子の話は若干複雑なので、今回は「松井ヒレ長×青幹之」をやるよという報告まで。次の機会に遺伝率と遺伝についての記事を書きたいと思います。
コメント
はじめまして、いつも楽しく読ませていただいてます。冬の屋内飼いのセッティング等紹介していただけたらありがたいです。
どんな風にされるのか非常に興味があります。よろしくお願いします。
なおとさんへ
コメント有難うございます。
セッティングは必要最低限なものしか揃えないです。水槽と、それに見合ったヒーター、ぶくぶく、LEDのみです。またブログ記事にして行きますが、あんまり参考にならんと思います。(^^;)