若干お疲れ気味の里山です。
昨日、じーじとばーばになった幹之たちの記事をあげたのですが……。それがフラグになってしまったんでしょうか?
ふら~ふら~と力無く泳ぐ幹之の姿が。
衰弱しているのか?
夜中から早朝にかけ台風の影響が出たものの、午前中は晴れ。降り注ぐ太陽の光に水温も上昇、メダカたちは水面近くに浮いて来ていました。
ある1匹を除いて。
高齢の幹之です。
同じ水槽の他のメダカたちが泳ぐ中、1匹だけ動きがありません。よく見るとエラ付近が動いているので生きているのはわかりました。
しばらく見ていましたが動きはほぼナシ。
もうそろそろお迎えが来るのかしらん?と、若干心配になりました。
緩慢な動作でも
昼過ぎになり水温が随分と上がったのでしょう。動きの無かったメダカも他のメダカたちに混じり、ゆっくりとですが泳ぎ始めました。
俊敏さの無い、本当にゆっくりとした動きですが、泳ぐ姿は問題ナシ。少量ですがエサも食べていました。
とりあえずは大丈夫
力強さはありませんでしたが、今すぐ何かしないといけないような状態でもありません。急激に気温が下がるなどの異変が無ければ、今のままで大丈夫そうです。
台風通過と気温
「今回の台風が過ぎたら気温下がるみたいですよ」と教えてもらったのは先日のこと。確かに肌寒いです。日向はそうでもないのですが、少しでも陰ると寒く、吹いて来る風も冷たいです。
昼でも肌寒いのですから、夜から明方にかけてはもっと寒くなることでしょう。
屋外水槽の水温管理はお天気次第。幹之の動向を注意深く見守りたいです。
弱ったメダカと冬
この時期に元気がなくなってくるのは、高齢のメダカだけではありません。もともと身体の弱い個体や幼魚、奇形の個体も注意が必要です。
抵抗力が下がる時
水温が低下するとメダカの活性が下がります。抵抗力も弱まります。
もともと弱かった個体にとって、寒くなっていくこの時期は要注意です。心配な個体がいるのであれば、遅くならない内に室内に入れるか、或いは何かの対策を取ります。
もちろん、「自然に任す」という選択肢もありです。自然と、強い個体のみが子孫を残して行くことになります。
おわりに
基本、里山は自然に任すタイプです。メダカたちに健やかに生きて欲しいなとは望んでいますが、保護下に置いて無理に寿命を延ばそうとは思わないのです。
経過観察中。
おまけ
本日、NHKさんの番組撮影がありました。里山宅のミジンコとメダカたちが出演予定です。
昼から撮影でバタバタ。
実際の放送で使用されるのは2分程らしいのですが、撮影にすんごい時間がかかりました。疲れた……。
ディレクターさんのご好意で、顕微鏡でミジンコ様が見られることに。
↑顕微鏡から覗いた写真。黒いのはミジンコの複眼で、ややクリーム色っぽい身体が見える。
↓顕微鏡をPCに繋いだ時の画像。若干不鮮明ですが、口吻もわかるくらいの大きさです。
間近で見たミジンコは複眼が細かく動いていて、けっこう興味をそそられました。スタッフさんがいない環境であったのなら、もっとじっくり時間かけて見ていたと思います。(観察は一人でじっくり派。)
タマミジンコ撮影中。撮影用のカメラも覗かせて頂きました。
生物って本当に不思議だよね。
どう編集されるかは里山も知りません。楽しみつつ、見て勉強になる番組になると良いな~。皆さん、撮影お疲れ様でした。