誕生が待ちきれない里山です。
4月5日に採卵した幹之の卵ですが、中身がくっきりとし、よく動くようになって来ました。おめめもパッチリで可愛いです。
そろそろ生まれるかな……。
水温と日数
以前も記事にしましたが、メダカの孵化には水温が大きく関わっています。
我が家の飼育環境では、室内置きのプラケース内水温は18℃~22℃程。窓際での管理になりますので、天候の良し悪しが水温にも大きく影響します。
曇りや雨天は日光が遮られるため、水温が13℃~15℃近く落ちることも。採卵した週は悪天候と気温低下が重なり、水温が全然上がって来ませんでした。
ともあれ、平均水温を18℃で換算して……
18℃ × 13日 = 234℃
おお!明日か明後日には生まれそうじゃないですか!!
卵の中で動く稚魚の姿は何度か見ましたが、孵化の瞬間は一度もありません。一度は見てみたいのですが。
無事生まれて来ると良いなぁ~。
コスモメダカの卵
相変わらずコスモの採卵は渋いです。
卵は産んでいるようなのですが、産卵床には1粒も確認出来ず。単なる飾りのようになっています。
他に卵を産み付けられそうな場所は、セリの根元かセキショウ周辺なのですが、探しても卵は見つかりません。
そんな中、卵を抱えたメスの腹に向かってドジョウが泳ぐ姿を目撃しました。やはり親メダカをはじめ、ドジョウたちが卵を食べてしまうようです。
自然な形での採卵が望み薄なので、結局強制採卵です。
メダカに怖い思いやケガをさせてしまうのが嫌だったのですが、致し方無し。
水槽の構造で一苦労
水槽レイアウトを考える際、メダカの隠れる場所を幾つか用意しました。それが仇となり、抱卵したメス1匹を捕まえるだけで一苦労です。
コスモは全10匹で、似たような外見をしています。捕獲途中で見失ったら最後、しばらく時間を置いて目標確認からやり直しです。レイアウトを崩さないよう、静かに追いかける必要もあります。
今回は1匹捕獲するのに15分程。風に乗って飛んで来る雨粒に濡れながらの作業となりました。濡れた場所から体温が奪われ、すっごい寒かったです。
採卵した卵の発育状況は
初回、コスモから採卵した卵は7つ。幹之から遅れること5日目のことです。
その時の卵の内、2つはすぐに水カビに侵されてダメになりました。日を置き1つ、更にもう1つとダメになってしまったのですが、残った3つは中に稚魚の姿が見えるまでになりました。
これからまだ成長は続くのですが、きちんと姿を確認出来たことが嬉しいです。
今回採卵出来たものと合わせて12個、無事に育ってくれれば強制採卵の必要はありません。
おわりに
孵化が近いと、朝起きるのも楽しみになります。良い時期ですね~。