夕飯は冷しゃぶにしようと思っている里山です。
ホテイアオイが一気に増えました。まだまだ増えそうな勢いです。
水槽の数がそう沢山あるわけでも、広い飼育池を所有しているわけでも無い里山は、そろそろ困り始めました。
間引いたホテイアオイをあまり捨てたく無いんですよね……。
勿体無いというか、せっかく育ったのに可哀想というか。
今回はホテイアオイと、ソレに絡めてコザラガイと星河の産卵などについて綴ります。
オススメ産卵床
全然卵を産まなかった時から一転、星河が毎日のように卵を産み始めました。
立派に育ったホテイアオイの根には、あちこちに卵が産みつけられています。やはり、ホテイアオイは産卵床にもってこいの植物ですね。
小さな株でも根がしっかりしていれば、メダカは卵を産み付けてくれます。夏の間は大変重宝します。
ホテイアオイがお気に入り
フェルトや毛糸で作った産卵床は、綺麗に洗えば翌年も使い回しが可能です。材料さえ揃えれば、簡単に作ることも出来ます。
対し、ホテイアオイは生物(植物)です。一夏で枯れてしまう性質のため、繰り返しての使用は出来ません。時にスネールの温床となることさえあります。
よくよく考えれば人工産卵床の方が優れた点が多そうな気もします。ですが、里山はやっぱりホテイアオイを選んでしまうのです。
育てる喜びがある
植物ですから管理の仕方次第で美しくも醜くもなります。花を咲かせることもあれば、無惨に枯れてしまうこともあります。
後述しますが、間引きなどのメンテナンスも要します。
人工の産卵床では、この楽しみは味わえません。
↑5月中旬。株がでかいはでかいが……???
↓今現在。5月と比べ、葉の部分が随分立派になりました。
自然な感じがする
人工物に産卵をされるより、植物の根に産卵される方が自然な感じがします。
水質の保持
産卵床として使用しつつ、水中の栄養を吸ってもらって水質の悪化防止に一役。
日除けになる
大きく葉を広げたホテイアオイは、メダカの日除けにピッタリです。緑の葉の下から顔だけを覗かせているメダカは何とも可愛らしい!
チラ見されると悶えそうになります♪(笑)
間引き
ホテイアオイの状態が悪ければ間引くも何も無いのですが、状態が良いとすぐにポコポコと子株を出して来ます。
必要に応じて間引きしないと、水槽はホテイアオイだらけになってしまいます。
定期的に間引きをします。
捨てるに捨てれず
今現在、里山宅のほとんどの水槽にホテイアオイが入っています。たったの3株から、「もう要らない」と思えるような状況になりました。
一旦増えだすと、本当にポコポコ出て来るんですね~。
おわりに
要らないと思いながらも、どうしても間引いた子株を捨てる気になれません。生物ですし、何より、里山宅のメダカたちが立派に育てた植物ですからね。
その内、身近なメダカ飼育者にあげようかと思います。