キュウリでカレーを作った里山です。
夏に爆発的に増えるものとして、メダカとキュウリは似てると思います。増えるのは良いが、段々と対応出来なくなるというオチ。無理矢理消費した感があったけど、キュウリカレー旨かったよ!
さておき、先日ホテイアオイの間引き(メンテナンス)を行いました。
その時に、あるモノの存在に気付きました。どうしようもないので放置したのですが。
メンテナンス時にすること
ホテイアオイのメンテナンスは主に以下のことをします。
・枯葉を除く
・ランナーを切る
・必要であれば根を切る
そう大して栽培が難しくないのもウリの1つなので、神経質にならなくても大丈夫です。
枯葉を除く
ホテイアオイの葉は、中心から外へと押し出すように生えます。真ん中から出て来た新葉が、古い葉を外へと追いやるのです。
必然的に古い葉は外側に行くことになります。その内に葉は変色し始め、緑から黄緑、黄緑から茶になり枯れます。
枯れた葉をそのまま放置しておくと、葉を作っていた窒素やリンなどの物質が水に溶け出すことに。結果として水が汚れ易くなります。
枯葉や淵が茶色くなった悪い葉は、早めに取り除きます。
秋から冬にかけて変色し始めたホテイアオイを早めに取り出すのも同じ理由です。
ランナーを切る
増やす場合でも、ある程度の大きさに育てたらランナーを切って子株を離します。切らないままだと、横に広がり鬱陶しいです。
増やす予定が無い完全な間引きであれば、見つけ次第切ってポイしても構いません。
夏は本当によく増えますから、「勿体無い」などと思わず、要らなければ処分をして下さい。
必要であれば根を切る
底土に根を張らせたくない、流動的に水面を動いて欲しいという場合は、ざっくりと根を切ります。
切ることでメダカの行き来するスペースも生まれます。
葉の裏側を見ているか
メンテナンス時に見て欲しいのが、葉の裏側です。ホテイアオイには、よくスネール(成体、卵の両方とも)がついています。
スネールも一緒に飼育している人は良いのですが、そうでないのなら葉の裏のチェックは欠かせません。じっくりと見て、確実にスネールを除去しましょう。
除去出来ない奴
里山宅のホテイアオイにも奴を発見しました。「撲滅させる」という意味では、一番厄介な奴ではないでしょうか。
見つけたのはコザラガイです。
よく見ると水槽壁にもついていました。
巻貝系統のスネールよりも不気味さはまろやかですが、増え過ぎれば一緒です。水槽壁、水草、流木など、水槽内のあらゆる場所に付着をします。
除去は断念した
2~3ミリくらいしか無いコザラガイの存在。
目立つ巻貝系統とは大違いで、繁殖に気付かない場合もあります。小さい上に平たい、色も無色透明に近いので、見つけ出して潰すというのも難しいのです。
完全除去を狙うなら、一度水槽をリセットしないと無理かも知れません。
里山宅ではリセットを断念しました。底土を入れ定植までした水槽をリセットするのは、思っている以上に時間がかかります。
コスモたちも元気ですし、流行病があるわけでもありません。メンテ後も放置です。
おわりに
水草はスネールの侵入経路と成り得ます。一度卵を産ませると、コレまた厄介です。
ホテイアオイのメンテの際は、葉の裏のチェックを入念に行います。根と根の間も生体を弱らせない程度に洗い流しましょう。稚貝がくっ付いていることが多々あります。