早朝が好き過ぎて常に早起き、里山です。
尾ヒレを消失してしまった病気メダカですが、めちゃくちゃ元気になりました。
もともと治りかけ状態だったのでしょうか。塩浴(呼吸補助)と室内保護(暑さからの保護)をしただけで、びっくりするぐらい元気に。今まで保護して来た病気メダカたちとは全然違います。
でもね、元気でも今すぐ元の水槽に戻す気にはならんのです。病の種は違えど、出戻りメダカの前例がありますからね。
やはり、今しばらくは同居生活した方が良いのでしょうか。
保護から一晩経って
塩浴して1~2時間後には容器内を泳ぎ回れるくらいに元気になっていたメダカ。一晩もすればそれはそれは元気で、エサもパクパク食べるようになりました。
糞の状態は大事
すっかりと元気になった姿を見て思ったのは、「やはり体内環境がモノを言うんだな」ということ。内臓まで障害されていたら、ここまで短期での回復は見込めなかったと思います。
最初に見た糞の形状が、このメダカの内臓の状態を示してくれています。
今回罹ったカラムナリス症は見た目に変化の現れる病ですが、表面に現れたモノだけを追っていては病気は回復しないのでは?と感じました。
他の病気もそうですが、単純に「菌をやっつける」という治療ではなく、メダカの何を補ってやるかで回復の仕方が違うような気がします。
病をどう「診る」か?
東洋医学では病に罹った際に、証を求め、五臓(肝心脾肺腎)のバランスを正すことをします。(※深い世界なので、知りたい方は各自でお調べ下さい)
今回のメダカを見て思ったのは、各種の病気に罹るにしても、何処の臓の気(西洋医学で言う臓器ではありません)が弱っているかに左右されているのでは?ということ。
内因外因、虚実ももちろん、ある。
里山のような凡人にはわかりませんが、経穴(ツボ)や経絡(ツボとツボを結ぶ気の通り道)もきちんとあって、そこに症状が出ていると思います。
やはり屋外へ
話が脱線してしまったので戻します。
件のメダカは元気に泳ぐようになりました。内出血も引きました。見れば見る程に、「このまま室内に置いておいてもなぁ」という気分に。
尾が回復するまでミジンコと同棲させることも考えましたが、結局は屋外の水槽へ戻すこととしました。
元の水槽には戻さず
若干可哀想な気もしなくないのですが、彼が向かった先は訳ありメダカの水槽(雑魚入れ)です。
中には背曲がり、病み上がり、選別漏れのメダカたちがいます。
容器こそ分けていますがエサの回数も同じ、メンテ頻度も同じで、他の水槽とは何ら変わらず。いろんな種類が入っているので、見ている分には一番楽しめる水槽かな。
おわりに
元気になったと言えど、やはり一度病んだメダカを即元に戻す気にはなれず。雑魚水槽での経過を見て、良ければ元の水槽に移動させます。
また、そのようなメダカを出した水槽も要注意です。
今よりもじっくりメダカを見ないとダメですかね~……。