春の野菜苗が一杯だよ。この時期の農場の仕事は本当に楽しいです!

仕事大好き里山です。

野菜苗の生産が本格的に始動しました。冬の間がらんとしていたハウス内も、次第に野菜で埋まりつつあります。

野菜苗の成長は早く、毎日の観察が楽しみで仕方ありません。自分で水をやっているので余計ですね。チビたちが大きくなって、出荷されるまでを見送れるというのは、とても感慨深いものがあります。

春野菜の苗

ブロッコリーが筆頭でした。例年アスパラが筆頭らしいのですが、今年は注文状況によりブロッコリーが1番手。定植は1月、アスパラは2月でした。

まるで竹林のようなアスパラの苗プラグ。スーパーで野菜として売られているアスパラの数分の1の太さしかありません。とても細く、数年かけて食べられる太さまで育てます。

当たり前ですが、生産は店頭に並ぶ前段階なのでかなり早く感じるかと。

次いでセロリ、ナス、トマト、パプリカ、スイカ、カボチャ、キュウリ、オクラ、エダマメなど。3月中旬~4月にかけて、職場で扱っている春野菜の苗がほぼ出揃います。

カボチャは種も大きいが、そこから出る双葉も大きい。可愛いです。

ゴーヤちゃん。苗の段階から独特の香がします。茎が折れ易く、長く伸びたものは定植が難しいです。

スイカの苗。発芽率自体が低い上、定植して数日後にバタバタと落ちてしまう。計画通りに行かず、種蒔きが大変。

トマトたち。この子たちも苗の段階でトマト特有の匂いがします。

接木のキュウリ苗。接合部がうまくくっついていないと、土台となっている植物が芽吹くことがあります。観察する分には楽しいですが、商品としてはもちろんNGです。

播種に定植にと毎日みんなで一所懸命働きます。この時期はとても忙しいのですが、私にとっては一番楽しい時期でもあります。

野菜の潅水は難しい

毎日の天候と気温に応じ、植物に与える水の量が変わります。自宅で育てている植物とは違い、出荷基準があるためです。

おおよそ決まった大きさがあり、そのサイズ以下もしくは以上であった場合、出荷が出来なくなります。野菜苗は水を与えたら与えた分だけ、どんどんと大きくなってしまいますから、定植した日から出荷予定日までを考え水の調整をする必要があります。

ですが、これが難しい!

余りにも水を控え過ぎると、葉の色が変化します。最悪の場合、枯れて商品になりません。

逆に水をやり過ぎると、大きくなり過ぎる上に、湿った土のせいで病気になることも。(基本、夕方には土が乾いているように水を調整します。)

野菜ごとに要求してくる水分量も違うので、潅水前は苗の状態を必ずチェックします。

野菜もヒトと同じ

置かれている環境によってヒトが病んでしまうように、野菜もまた、置かれている状況によって生理障害を起こしてしまうことがあります。

言語でコミュニケーションが取れない相手なので、苗の状態から原因を予測しなければなりません。虫食いのように原因を特定し易いものではないので、最初から「苗を弱らせない環境作り」が大切になります。

水さえやっておけば育つと思っていたら大間違いですよ。

おわりに

大量の定植があった後は、大量の出荷が待ち構えています。体力的にしんどい時もたまにありますが、自分が育てたものが巣立って行くことを考えれば、そう苦でもありません。

この時期は仕事に、朝晩のメダカの世話(メダ活)に、一日中バタバタです。楽しくて良いですね!