ミジンコの世話に夢中になっている里山です。
今日も暖かな良い日となりました。雲が出始めたせいか夕方には肌寒くなりましたが、昼はメダカたちが泳ぎ回る程に気温(水温)が上昇していた模様。エビの姿も見かけました。
お陰でエサやりが捗りました。
泳ぐメダカを見ながら、今期の最終的な繁殖計画を練りました。
飼育場所が限られているので、無計画に採卵が出来ません。末永くメダカ生活を楽しむために、前もって繁殖計画を立てておくのです。
その中で「採卵をしない」と弾かれたのは、コスモメダカです。以前も何かのついでに「採卵しない」と書いた記憶があります。
――なぜ採卵をしないのか
その理由は……?
採卵をしない理由
コスモメダカはラメが入ったキラキラの背中が特徴のメダカです。体型はヒカリ体型です。
里山宅にコスモがやって来たのは、2016年の9月だと記憶しています。世代交代をし、今は2世が泳いでいます。
飼育当初は興味津々で接していましたが、今は全然です。
キラキラしてるだけ
コスモの特徴である背中のキラキラ。確かに綺麗は綺麗なのですが、見飽きてしまうのです。
ただキラキラしているだけでなく、じっくり観察すれば個体ごとの個性があります。しかし、そこまで興味を持つ前に飽きてしまうのです。
過去記事にも書いた記憶があるのですが、同じキラキラでも幹之は飽きが来ません。
ヒカリ体型が好きじゃない
里山はあまり変わったメダカを好みません。体型は普通種体型が好きです。ヒカリやダルマ、ヒレ長などは全然興味が湧きません。
ヒカリ体型は背骨の奇形も多いです。今いるコスモはほぼ全部が背骨に異常を抱えています。
繁殖させたいなとは、どうも思えませんね。
自然に任せて縮小
採卵しない=卵を産ませないようにする、ではありません。そこは自然に任せます。
小さな水槽で飼われているメダカは、産卵した卵を食べてしまうことが多いです。孵化した稚魚にも食い付きます。
ヒトが何かしらの介入をしなければ、次世代が育ちません。
殺して捨てるわけにはいきませんから、今の世代を見送って、そこでコスモの飼育は終わりです。
よっぽど魅力を感じる種で無い限り、今後ヒカリメダカを飼うことは無いでしょう。
採卵が決まっているメダカ
コスモは採卵無し、縮小決定。他、青幹之も去年のように繁殖はさせないこととしました。
青幹之
スーパーの固定率(=光の伸び)に興味がありません。気に入った個体同士のみを掛け合わせようと思います。
頭までピッカピカな幹之が良いという人が多いでしょうが、好みはそれぞれということで。
紅白
去年孵化した個体は、赤の抜けた白個体が非常に多かったです。今年は親の選別を厳しくし、しっかりと赤が乗った個体が生まれるよう努めます。
白緋
オーソドックスなメダカたちですが、不思議と見飽きません。数はそう増やさないのですが、次世代をしっかり確保したいと思います。
極ブラック
個体数が4と一番少ない種です。5倍くらいにはしたいですね。
星河
屋外水槽でもう少し育つと思うので、状態を見て親を決める予定です。そんなには増やしません。
MIX
今年は幹之と紅白をかけてみようと思います。
メダカ飼育を始めてから、異種同士を掛け合わせたことがありません。色や変化を追及していないからです。
今回は経験として、どういった個体が出現するかを見てみます。
おわりに
メダカの繁殖は楽しいです。ですが、楽しいからといって孵化させ続けたら大変なことになってしまいます。
夏中ずっと卵を産む生物です。家中がメダカだらけになってしまいます。
計画の必要性
孵化させるだけ孵化させて、結局育てられない。結果、知人に無理に飼わせたり、川に捨てたり……ということに成りかねません。
メダカも可哀想ですし、周りも迷惑します。