ミジンコ容器の水を換えていた里山です。
今日は朝から天気が良く、順調に気温(水温)が上昇。温まったところでメダカ水槽のメンテを行いました。
そして見つけた赤い異物……。
そう、エビの死骸です。茹で上がったかのような真っ赤な体躯が、抜け殻では無いことを告げていました。
1匹だけではなく、同じ水槽に入っていた3匹が死んでいました。
残った1匹は救助し、室内のミジンコ水槽にとりあえず投入。経過を観察しています。
何が起きたのでしょうか?
温室の中身
エビが死んでいたのは温室仕様にした水槽です。
里山宅には今現在温室仕様にした水槽が2つありますが、事件はその内の1つで起こりました。
水草のメンテをしようとホテイアオイを掻き分けたところ、赤い物体がくっ付いているのを発見。次いで、落ちているのを2つ発見。
「え?まさか……?!」
嫌な予感がしました。ピンセットで摘み上げてみれば、それは残念な姿になったエビたちでした。
ここ最近、立て続けにエビが死んだことが無かったので、大変驚きました。
寒さが原因かと思うも
寒さが原因であるなら、屋外に置いてある全ての水槽のエビが死んでいるはずです。
確認したところ、他の水槽のエビたちは生きていました。
時期的に動かない、隠れていることがほとんどなので、全匹の生存確認は出来ませんでしたが、目視出来る範囲のエビたちは生きていました。
↑水槽の角に1匹、その右側のやや離れた場所に1匹の姿が確認出来ます。
↑大きな個体が1匹、左下の方に小さなものが1匹。
↑画面中央、水草につかまっているエビの姿が確認出来ます。
抜け殻は発見しましたが、死骸は1つも発見していません。
寒暖の差か?
温室仕様にした水槽は、他の水槽よりも日中の水温が上がります。
しかし夜間の防寒(保温)はしていませんので、日が沈めば他の水槽と大差が無くなります。この温度差が大き過ぎて、エビの体内調整が上手く行かなかったのかな?と。
が、しかし!
里山宅にはもうひとつ温室仕様の水槽があるのですが、そちらのエビはピンピンとしていて異常が無いのです。
↑中で水槽の管理をしているのはコスモたち。あまり日当たりの良い場所にある水槽ではありませんが、水草の状態はこちらの方が良好。下に溜まった藻にエビが隠れています。しかも元気です。
やはり、問題は該当の水槽内部にあるのです。
1匹を保護する
かろうじて生存していた1匹を掬い上げ、室内に移動させました。
焦っていたため、手近にあったミジンコ水槽にそのまま突っ込んでしまうという失態を犯してしまいました……。
移動は焦らないで
予想だにしない状況に遭遇しても、焦らずに行動することが大切だと、改めて思いました。
もしこのエビに何らかの菌が付着していた場合、水槽にどれだけの被害が及ぶのか?また、エビそのものもショックに晒される可能性だってあるのです。
先ずは一呼吸置いて、安全な移動先を確保すること。それから捕獲行動に移ること、です。
経過観察中です
今のところエビは生きており、水槽の中でもぞもぞとしています。
エビが死んでいた水槽は、メダカたちには何の影響も出ておらず、至って元気に過ごしています。
死亡原因は、やはりよくわからないです。
寿命で死んだとは思いませんでした。同一の水槽で一度に3匹が寿命を迎え、死んでいくなんて想像が出来ません。
水槽(環境)に何かあるとは思うのですが。