エビの見分け方を学ぶ―拾って来たエビは何エビ?どうやって見分けたら良いの?

エビの抜け殻を回収した里山です。

先日拾って来たエビが脱皮していました。チビとデカの2体の抜け殻を目撃、記念に1体の抜け殻を回収し記念撮影しました。

エビって胃や腸壁まで脱皮でツルっといくらしいですね。そこまでは見えませんでしたが、綺麗な抜け殻でした。

撮影までしておいて何ですが、このエビって何エビなんですかね?

気になったので調べることにしました。

エビを拾った場所は?

エビはそれぞれの種により、異なる特徴を持っています。よく見ていくと模様だけではなく、外肢(脚の付け根から分かれている、小さな脚)の長さや眼の角度も全て違うとのことです。

そういった特徴を調べつつ、何エビがを特定していくんですね。

しかし、それ以前に大切なことがあります。

「何処で拾って来たか?」ということです。

生物には生息域がある

日本の淡水に住むエビと言っても、何処に住んでいるのかで種類が違います。北と南はもちろんのこと、日本海側か太平洋側かでも生息域が変わって来ます。(参考:暇三昧さん)

何処で拾って来たエビなのかというのは、とても大切なヒントになります。

更に場所を絞り込んでいく

大きく地域で分けたら、次は「どういった場所で採って来たか?」が重要になります。

例えば、「溜池や用水路のような場所」「近くに汽水域がある場所」「川の中流域」などといった、具体的な場所です。

一口に淡水に住むエビと言っても、種類ごとの生態が違います。淡水で一生を過ごすものもいれば、汽水域でしか繁殖行動が出来ないものもいます。拾って来た場所を細かく絞り込んでいくことが、対象を絞ることに繋がります。

初心者に見た目判定は無理

今までエビを飼ったことが無い人は、子ザリガニとエビの見分けもつかないと思います。

アイキャッチ写真にはエビとザリガニが混同しています。見分けれますか?

チビのザリガニは鋏が可愛らしく、色もそう濃くありません。川遊びと無縁だった人には、エビに見えるでしょう。(里山自身、捕獲時はエビと思っていたくらいです。後になってよく見たら、チビがハサミ持ち上げて威嚇してました。)

外見がよく似た、別種類のエビとエビを見分けるのはもっと無理です。メダカで例えるなら、緋メダカと楊貴妃を見分けるようなもの。初心者には難しいヨ!

大まかに地域で絞り込みながら

その地域に住むエビを調べ、実際に写真を見ます。世の中には親切な人が沢山いて、webで貴重な写真を公開してくれています。素直にお世話になりました。

里山の場合、愛知でエビを採取しているので、先述のサイトさんにプラスして東海地方の水棲生物をメインに扱っているサイトさんも参考にさせてもらいました。(参考:日本産淡水魚の世界へようこそ!さん>東海地方の水棲生物図鑑)

似たエビの写真を見つけたら

拾って来た場所の特性と、そのエビの生態がどうであるかなどを細かく見ていきます。合致すればそうでしょうし、細かい部分が異なるというなら違う種類のエビです。

名前も知らない、見慣れない生物を特定するというのは、随分と骨が折れる行為なのです。

大変だけど勉強になるよ

「写真を見る」という外見の特徴を覚えていくことと、「生態を知る」という座学を平行してやりました。

最初よりも随分エビについて詳しくなれた気がします。

何エビであったか?

里山の場合ですと……

・愛知県の内陸部で捕獲

・捕獲場所は流れの緩い用水路の支流(U字溝にちょろちょろ水が流れている程度)

・エビの外見的な特徴は特に見当たらず、外肢も長くない

という部分からざっと絞込み、ミナミヌマエビかヌカエビではないかな?とあたりをつけました。本当にざっとですね。(笑)

で、ここで終了です。「メダカを食べる肉食性のヤツじゃなければ良いや」と、深く追求するのは止てしまいました。

写真ばっかり見てたらエビが昆虫に見え出し、一気に気分が萎えちゃったんで……。