エビの写真を見過ぎてゲンナリから一転、ガサガサを楽しんで来た里山です。
昼休みにササッと食事を済ませ、エビを捕まえに行って来ました。職場の敷地内なので移動の手間はありません。
用意したのは紙コップと、獲物を入れておくペットボトルのみ。
網もケースも持たず、ふらふらとエビ採り開始です。
畑の真ん中でエビ
向かったのは会社敷地内のハウス前です。周囲には近隣の方の畑が広がっています。そんな畑に囲まれた場所に、エビちゃんはいるのです。
用水路から流れて来る水と、ハウスの水遣りの水が流れ込むU字溝。そこがエビちゃんの住処です。
用水路の本流の方か、途中の溜まりに水棲生物がいるのだと思います。
カワニナがいますね。
この場所には小さいカワニナが沢山住んでいます。スネールはその倍以上住んでますけどね。
流れは何処に続いているのかわかりません。
最終的に何処かへ排水はされるのでしょうが。30~40センチ幅のまま流れて行き、次第に草むらの中に消えて見えなくなります。
エビがいる場所
溜まりの草陰に潜んでいることもありますが、U字溝にくっ付いていることも多いです。流れが緩いので流される心配がないのでしょう。
草陰は、どちらかと言えばザリガニが多いです。
捕獲は簡単
逃げ足の素早いエビですが、逃げる方向、水流の向きを計算しておけば、紙コップ1つで捕まえられます。
逃げる方向を予測し、紙コップを構えます。後はエビを驚かせるだけ。幅の広い川では出来無い捕獲法ですが、一跨ぎ出来るような狭くて浅い場所ならこれで充分です。
紙コップを使用していることに特に意味はありません。捕獲出来る容器なら何でも良いです。もちろん網を使っても構いません。里山の場合、休憩時にお茶を飲んだ紙コップを使っただけです。
エビを発見、捕獲
目をやった先にエビちゃんがいました。写真は望遠機能で撮影したもの。画面中央やや下の細長い物体がエビちゃんです。体側のシマが見えます。
早速捕まえてみます。
はい。前述した方法で、すぐに捕まえることが出来ました。
もしかしたら、この場所は外敵が少ないのかも知れませんね。かなり近寄っても逃げないです。
成果を確認する
本日は大小合わせて12~13匹程度が採れました。時間にして15分くらい。結構良い成績です。
前回捕獲したものよりもずっと大きなエビがいました。背中の模様がはっきりとしています。捕獲直後はもう少し違う色をしていましたが、数分の間に色が変わってしまいました。
ザリガニチェック
捕獲後はエビかどうかを今一度確認します。ザリガニに気付かず放置した場合、メダカたちが大打撃を受けてしまいますからね。
ザリガニは寸胴でハサミを振り回しています。特徴を覚えれば、すぐに見分けが付きます。
エビの正体は?
多分ですが、背中の模様と捕獲場所からミナミヌマエビと思います。まだエビを見慣れていないので断定が出来ませんが、可能性としては一番高いです。
似たようなエビで、外来種のシナヌマエビというのがいるとのこと。間違えてはいないとは思いますが……。(一部の店では「ミナミヌマエビ」として売られているそうです。)
おわりに
本日付でメダカ愛好家の方に一部コスモメダカを譲りました。(この件は後日記事にします。)
空いた水槽を早速改造、即席ですがエビ水槽を作成しました。
自宅にあった余り物の赤玉土と砂利、流木を利用。水草は他の水槽からアナカリスとホテイアオイ、アオウキクサを引っ張ってきました。
最終的には、ここに幹之2世も一緒に泳がせたいなと考えています。
しばらくはエビちゃんの経過を観察します。