カマンベールチーズの白カビをタマミジンコに与えてみました。後になって「私ってバカだなw」と思いました。

チーズ大好き里山です。

ふっと思い立って、ミジンコにカマンベールチーズの白カビを与えてみました。

以前、自家製チーズ作りをした時に、カマンベールチーズの白カビはカビではなく「産膜酵母」であるという知識を得ていたからです。

里山の頭の中はド単純なので、「酵母=ミジンコのエサ」という図式が瞬時に成立。

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ろくにエサに適しているかどうかも調べず、興味津々でカマンベールチーズを与えてみることにしたのですが……???

カビと酵母の違い

大雑把に捉えると……

・酵母は出芽で増える球形状の菌類

・カビは胞子により増える糸状の菌類の俗称

細かく分類していくと、複雑でよくわからなってしまいます。

ざくっとした分類は上記の通り。酵母は丸いボール、カビは糸ですね。酵母は随所にボールを散らすように、カビは胞子を飛ばし増殖をします。

カビが目に付き易いのは、コロニー(菌の塊)を形成するからです。

また、「カビ」とは複数の分類項目にまたがる菌類の俗称であり、ひとつの種を指す名称ではありません。(→参考PDFへ)

これも勉強?!産膜酵母

産膜酵母とは好気性、好塩性の菌です。漬物やチーズなどの発酵食品に利用され、名の通り表面に膜を張ります。(→参考サイトへ)

……そう、膜を張るのです。

先ず増えないよね

漬物やチーズに利用されていることからもわかるように、産膜酵母は塩を好みます。

ミジンコの飼育水に塩分はゼロ、菌が好むものがありません。この状態で増殖を望む方がおかしいですね。(恥)

そして増えたら増えたで問題が発生します。

膜が張ったらダメじゃん

増殖と共に膜を張るということは、表面を覆うということです。産膜酵母は好気性の菌なので、空気に触れられる部分に繁殖をします。ミジンコ容器で言うなら水面です。

さて問題です。水面に膜が張ったらどうなるでしょうか?

水槽の手入れで日焼けしそうな里山です。 メダカ初心者の強い味方、ホテイアオイ。産卵床に隠れ場所、日除けにもなる夏の便利...

突飛過ぎる発想はNG

まるでネタのようなオチになってしまいました。

酵母は酵母でも、様々な種類があります。ミジンコが何でもかんでも食べると思ったら大間違い、きちんと使用する酵母について調べないとダメですね。

増えていたミジンコ

産膜酵母について深く知ったのはミジンコ容器を作った後です。試しに1匹だけを泳がせていました。

一晩経つと、子ミジンコが数匹生まれていました。

これは産膜酵母による何かではなく、単純に水温の関係です。

エサになるものが少なかったとしても、いきなりミジンコが死ぬわけではありません。しばらくは生きています。繁殖出来る状態の個体が繁殖をした、それだけのことです。

おわりに

随分と間抜けな行動をしてしまったなーと思いました。ですが、今回の一件で菌についての知識が少し増えました。

覚えるためには間違えることも大事ですね。