ミジンコ帝国を拡大していた里山です。
保護していた病気メダカですが、最近エサを食べるようになりました。
極ブラックなんかよりもずっと食に興味があるようで、里山の姿を見ると水面近くにやって来て「ちょーだい!」します。量は食べませんが、一時を思うと落ち着いています。
小康状態とは
小康状態とは「悪化していたものがやや回復し、なんとか落ち着いている状態」です。なんとか落ち着いているというのがミソで、決して完治しているのではありません。
小康状態(しょうこうじょうたい)
・あくまで落ち着いているだけの状態
・安心出来る程には回復していない
・いつ急変するかわからない、強い注意を要する状態
里山の保護したメダカは、まさに小康状態です。
今のところ落ち着いてはいますが、決して完治はしていません。何か引き金になるようなことがあれば、途端に具合を悪くしてしまうことでしょう。
食欲が出て来るも
前述の通り、病気メダカに食欲が戻って来ました。いつまでもブルブルして怯えている極ブラックなどよりも、積極的にエサを欲しがります。
ただし、量は全然食べれませんが。
1回で食べれるのが粒状のエサ3~4粒くらいです。屋外のメダカたちの何分の1の食事量かしらん……。
回数を増やす
一度に食べる量が少ない分、回数を増やしました。与えた分を食べきった後、30分くらい空けてもう1回……というのを何度か繰り返します。
明るい時間限定で、日が沈む頃には与えないようにしています。
絶対にやり過ぎない
「食べる気はあるけれど、食べれない」「体が受け付けてくれない」という体験はありませんか?体調不良の時に起こりがち、食欲はあるけれど食べれない状態です。
メダカにもこういう状態があるのかも?と思いました。
欲しがるからといってやり過ぎは禁物。きちんとエサを食べる様子を観察してから、次のエサをどうするか決めています。
糞が出ないことが心配
気になるのが、全然糞をしていないことです。少量のエサであっても、一応食事はしています。少しくらい出ないのでしょうか。
細長い糸状の糞でも良いから、とりあえず出して欲しいです。
もしかしたら、内臓器官がかなり弱っているのかも知れませんね。
食欲が出るまでに
薬浴や塩浴をしていましたが、背ビレの一部が病気で失われてしまいました。
この時は非常に状態が悪く、いつ死んでもおかしくないくらいに弱っていました。里山としてもどうしようも無いので放置状態でした。
じっと静かにしている内に体力が回復したのか、気付いたらエサを食べるようになっていました。
メダカの自然治癒能力、あなどるべしですね。
おわりに
エサを食べるようになったと言っても、弱っているのには変わりありません。しばらくはこのまま保護観察を続けます。