メダカ大好き里山です。
ワサビ水槽の失敗と新しい水槽の立ち上げについて書いてみました。
ワサビとメダカ
頂戴したワサビをメダカ水槽に定植。メダカとの共存生活は可能なのだろうかという試みは、見事に失敗致しました。
失敗原因にメダカは関係ありません。失敗した理由は、以下の3つです。
・荒木田土を使用した
・ワサビの栽培が初であった
・生物の生活環境を理解していなかった
荒木田土を使用した
試作で失敗しているのに、何故使用したのか?結局のところ、何も理解していないんだなと思いました。
ワサビは粘土質の土を嫌うので、もちろん使用はしていません。使用したのは、一緒に植えたセリの根元と、流木の固定のための接着剤としてです。
試作は水槽の底に敷いた荒木田土に直接水を注いでいましたが、2回目は練って団子状にし使用しました。
しばらくは水が澄んでいて、とても良い状態でした。
それも束の間。次第に水が青水に変化し、藻だらけの汚い水槽に早代わりしました。
水の透明度も失われ、白く濁ったように変化。枯れてしまう前にと、ワサビは早い段階で撤去しました。
ワサビの栽培が初めてであった
ワサビという植物について、ほとんど何もわかっていませんでした。
メダカとワサビの共存は、出来なくもありません。ですが、それを再現出来るだけの技術力が今の私にはありません。
枯れる前に救出しておいて良かったです。ワサビ、可愛いです。
生物の生活環境を理解していなかった
同じ水辺の生物でも、メダカ、セリ、ワサビは好む環境や生育条件が違います。
3種類の内、自然な状態での共存が可能なのはメダカとセリくらいでしょう。ワサビの好む環境はメダカの好む環境とは違いますし、セリのそれとも違います。
同じ場所に住むのが困難な生物を、一所に纏めようとした私が愚かでした。
新しい水槽
ワサビは水槽とは切り離した環境で栽培することになりました。
残ったのはセリとメダカです。この2種は共存させても特に問題が無いので、新しい水槽でも一緒にすることにしました。
水質悪化の最大の原因とも言える荒木田土は、すくえるものはすくって捨て、それ以外は全て洗い流して除去することに。運用の難しさを改めて実感。
赤玉土は新しく、型崩れもしていないので、日干しで乾燥させて再生することに。
しっかりと干して水分を飛ばし、新しい水槽の底土として使用しました。
底土を洗う段階で自然と川砂が分離。捨てるのはもったいないので、こちらも再利用です。
一部、余っていたボトムサンドをさらっと薄く敷いて完成。
密生していたセリは株ごとにわけ、段差を変えて定植してみました。時折メダカが遊ぶ姿が見られます。
おわりに
メダカや植物にとっては、非常に迷惑な「飼い主」なのでしょうが、おかげさまで色々と勉強させてもらっています。
根気良く付き合ってくれて感謝感謝です。
上級飼育者の記述を元に、最初から「失敗しない」水槽を作ることも可能でしょうが、自分であれこれ試行錯誤するのも楽しいですよ。