寒くなっても増え続けているアオウキクサ。間引きしていますが、少し経つとまた増えています。

寒くても毎日メダカ観察をしている里山です。

11月も下旬に差し掛かろうとしている時期なのに、アオウキクサがまだまだ元気一杯です。こまめに間引いてやらないと、水面をわさーっと覆い尽くしてしまいます。

適量がある分にはメダカの隠れ蓑になって良いのですが、多過ぎると水中への酸素供給が阻害されます。

それにしても、よく増えるなー。

きっかけは数株だった

ウキクサを株で数えて良いものか知りませんが、さておき、里山宅にやって来たアオウキクサはほんの数株程度でした。昨夏のことなので記憶が定かでは無いのですが、そう多くは無かったのです。

おっさんに貰った幹之たちに混じって偶然運ばれて来たのです。

ちょうど水草の類が欲しかったので「コレは良い!」と水槽に浮かべることに。夏の間に少しずつ増えて、今では全ての水槽に入っています。

アオウキクサとは

アオウキクサLemna aoukikusa)

・日本全国の湖沼や水田などに分布している。

栄養繁殖で無性的に増えることが多い。8月~10月にかけて目立たない花を付ける。

・冬期は種子、または休眠のために生産される楕円形の葉状体(1-2mm)で越冬する。種子は4月頃に発芽する。

メダカ用品の一種として販売している所もあるようですが、特別珍しいものではなく、そこらの田んぼで採取可能です。

採取の際は注意

野外採取で気をつけないといけないのは、水草と一緒に変な菌や虫を持ち込まないことです。

それ以外にも大事なことがあります。

ご存知の通り、今はどこもかしこも外来種が一杯います。むやみに外来種を移動させないよう、採取対象はよく調べましょう。アオウキクサの類かなと思ったら、外来種のアゾラだった……などということも有り得るのです。

改めてネットでの買い物は怖いなと思った里山です。 以前、里山はセキショウを購入しました。その顛末は過去記事の通り。 ...

冬は種子で越冬

基本、アオウキクサは種子の状態か、或いは、休眠のために生産される楕円形の葉状体で越冬をします。

要は「寒くなると活動を控える」のです。

里山宅の水槽では、一部は葉の色が落ち大人しくなっていますが、多くのアオウキクサは元気に増え続けています。

日中の日当たり加減と水温、メダカの肥した水がアオウキクサに合っているのだと思います。

閉じ込められるメダカ

アオウキクサの間に閉じ込められているメダカを目にすることがあります。押し退ければ出られるのですが、数が多くて泳ぎ疲れてしまう様子。

放っといても次の日には抜け出しているので心配はないのですが。

そのままの体勢で口をパクパクさせてエサを強請ってくるので、「うちのメダカの食い意地はすごいなー」と感心(?)してしまいます。

間引いて捨てる

あまり水面に密集されると水中への酸素供給が断たれます。すぐに増える植物なので、間引きは大胆に行っています。

網で掬えるだけ掬ってポイです。

チビ助たちが泳いでいる水槽は、ウキクサと一緒に個体を掬わないよう、特に気をつけて間引きを行っています。

スネールにご注意

アオウキクサは2~3枚の葉の下に根がひょろっと伸びた、メダカも咥えられる程に小さな植物です。

この小さな植物にもスネールはくっ付きます。水中に伸ばした根、葉の裏、付こうと思えばくっ付けるのです。コザラガイや稚貝など、体の小さな個体が紛れ込みます。

スネールを増殖させたくないのであれば、水草の水槽間移動は避けましょう。

おわりに

ホテイアオイも未だに色の良い葉を付けたままですが、さすがに夏のように増殖はしません。

アナカリスも新芽を出す一方、徐々にですが活動が鈍くなって来ている感があります。一部の葉は色が落ちて来ています。

アオウキクサだけが増えていますが、それも12月には止まることでしょう。