幹之が可愛過ぎて日常がメダカ色の里山です。
幹之のチビたちについて、ひたすら書いていきます。「幹之のココが素晴らしい!」「他のメダカとは違う。」等、幹之アゲアゲの記事ではありませんのであしからず。
卵膜が取れない
昨年の緋メダカ孵化時には全く見なかった光景だったので、とても驚きました。(写真中央、稚魚の頭が卵膜の中に入ったままになっている。)
自分で卵膜をうまく破れない子が複数いました。抜け出れない姿を発見したものは未だしも、もしかしたら、卵膜を破り切れず中で丸まった状態で死んでいた個体もあるかも知れません。
他精拒否
メダカの卵には卵門という穴が開いています。精子が通る穴です。オスの放った精子が卵門に入り無事に受精すると卵門が閉じ、卵膜は硬くなっていきます。
ヒトが摘んでも受精卵が潰れないのはこの為です。
孵化間近になると卵膜は柔らかくなり、稚魚が外へ出易い状態になるはずなのですが……。
今年生まれた稚魚の内、この膜被りの状態が一番多かったのは幹之でした。コスモと緋で1匹ずつ出ています。
膜を被っていたら
自然に取れそうなら放置で良いですが、稚魚がもがいて暴れていたり、そうかと思ったら疲れて休んで、また暴れ……を繰り返し、どうも膜が取れなさそうな場合は手助けが必要です。
稚魚を傷つけないように、何か先の細いもので膜を破ります。
奇形や生後すぐ死ぬことがほとんど
助けたのは5匹、しかし全て死にました。
膜の中に閉じ込められるせいか、背曲がり(Cの字)が多かったです。まともに泳げず沈んだままの子もいました。
膜を取ったら元気一杯という個体は見ていません。可哀想ですが、今は発見した段階で間引くことにしています。
体色が個々で違う
よ~く見てみると、稚魚の体色にも個性があります。色素胞の関係のようです。同じ幹之でも大まかに三種類に分かれました。
・白っぽいもの
・白くも黒くもないもの
・黒っぽいもの
以上です。
大人になった時、独特の光沢がどのように出るのでしょうか。すごく楽しみにしています。
大きくなった個体
会社のパートさんにあげる予定で、個別に分けて飼育していたメダカたちですが、他の水槽で泳いでいる子たちの1.5倍くらいの大きさになっています。
人工餌には見向きもしません。自分でミジンコを探し出し、捕食します。飼育歴が浅く、栄養状態が良いのか悪いのか判断出来ませんが、体型がガッシリしています。
針子と呼ばれる時の状態とは違い、胴回りが太くなっています。
今月中には嫁に出す予定ですが、とても良い個体に仕上がるのではないかな?と予想しています。