アルビノメダカの飼育方を教えて!やっぱりアレはアルビノだった?疑惑の写真判定。

写真撮影に2時間を捧げた里山です。

先日、白コスモの記事をあげました。

メダカにベランダを占拠されている里山です。 先日ホテイアオイの間引きをしました。 捨てるには勿体無い綺麗な株でし...

検証のために写真を撮れないかな?と、午前の明るい時間を使って写真撮影をしました。粘った甲斐あって、白個体がよく見える写真が何枚か撮れました。

判定の結果、アルビノの疑いが濃厚に!前言撤回ですね……。(恥)

でもアルビノって普通の個体よりも弱いみたい。メダカ歴の浅い里山に育てきれるでしょうか?

飼育方を調べてみました。

アルビノの欠点

アルビノとはメラニン生成に関する遺伝情報を欠いた状態の個体のことです。メラニンが欠乏しているため、その体色は白く、瞳孔は毛細血管の色を透過した赤色を呈します。

アルビノを理解するには、メラニンが何であるかを知るのが早そうです。

メラニンとは

動植物や原生動物、真性細菌などにおいて生成される色素のことです。(メラニン色素という名を聞いたことはありませんか?)

脊椎動物では皮膚の最下層にある基底層や毛母にあるメラノサイトという細胞から合成されます。

自然の紫外線対策

DNAは紫外線にとても弱いです。強い紫外線にあたると壊れてしまいます。

生物にとってDNA(タンパク質合成に関わる遺伝情報)が壊れてしまうのは一大事!異常な細胞しか作れなくなれば、生体を維持出来なくなってしまいます。

また皮膚の奥(真皮)が直接に紫外線に晒されるようなことがあれば、水ぶくれや炎症があちこちに出来て大変ことになるでしょう。

そこでメラニンの出番です。

メラニンは紫外線を吸収し、皮膚を守ります。日に当たると皮膚が黒くなるのは紫外線(UVA)に反応したメラノサイトが、メラニン合成を促進するためです。

紫外線が脅威になる

メラニンの主な役割が紫外線の吸収であるということは、そのまま「アルビノが紫外線に弱い」ことを指します。

紫外線に弱いだけでなく、視力も良くない様子。

日焼けにより皮膚を黒くしてしまうので敬遠されがちなメラニンですが、その役割は重要です。メラニンを欠くことは、時に生命を危険に晒します。

アルビノに見られる症状

通常はあるはずのものが無いというのは、本当に大変なんです。日焼けで黒くなった皮膚すら、愛おしく感じます。

皮膚で紫外線を遮断出来ない

メラニンは紫外線を吸収し、皮膚やDNAが傷つかないように守っています。そのメラニンが欠乏してしまうのですから、紫外線に対する耐久度は極端に低くなります。

視力が弱くなる

メラニンがあるのは皮膚だけではありません。

アルビノの特徴に「赤い目」があったことを覚えていますか?

原因は網膜上皮の色素欠乏です。網膜上皮の色素が少ないと、光の受容が上手く出来ません。結果的に弱視となってしまいます。

色は光の反射です。

光の受容が充分でないと、物体の形もわからないのです。暗闇に入ると物の形も色もわからないのは、光が反射しないためです。

また虹彩の色素欠乏により遮光性が低く、光を非常に眩しく感じます。

飼育で気をつける点

メラニンのことを勉強することで、自然と対策が見えてきましたね。

強い光に当てない

屋外飼育の時は遮光をかける、もしくは日光の当たる量を調整出来る場所に水槽を置きます。室内でも強光になり過ぎないように注意します。

簡単なようでここが難しいのです。

――何故か?

メダカのホルモン分泌が光と大きく関わっているからです。

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メダカにとって大切な「光」

光が不十分ですと生殖はおろか、成長に関するホルモンも分泌されません。全く成長しないことはありませんが、正常な発育をすることも無いでしょう。

また光はカルシウム代謝やビタミン合成に深く関与しています。紫外線を気にし過ぎるあまり暗がりで飼育すると、逆に個体を弱らせる結果になります。

エサに気を配る

「何を食べさすか?」ではなく、「どうやって食べさせるか?」が重要です。視力が弱いので、エサが見えていない可能性があるからです。

成長具合にもよるでしょうが、活餌は選択肢から外した方が無難なようですね。エサだと気付かせるため、人工餌を鼻面近くに落とす感じが良いのかも知れません。

健康なメダカと混ぜない

アルビノと正常発育をしているメダカ、どちらが生存競争に勝つと思いますか?

一緒に泳がせるとアルビノたちが負けてしまいます。飼育する場合は別々にし、アルビノの子たちがのんびりと暮らせる環境を用意しましょう。

おわりに

今年孵化した子たちの中に、アルビノ因子を持った子がいるようです。それも雌雄で、です。(アルビノは常染色体劣性遺伝であり、両親共に因子を持っていないと発症しない。)

親世代がどんなDNAを持っていたか?ですね。親コスモからはダルマも生まれましたし、何だかびっくり箱のようです。

おっさんが「失敗作だ」と言っていた彼らには、何が受け継がれていたのでしょうか。

育てきれるか?

夕方、3匹目となる白コスモが孵化していました。すぐに白2匹がいるプラケースに移動させました。

もともといた2匹の内、1匹は既に弱りかけており、飼育に大きな不安があります。

↑写真はミジンコ様とアルビノちゃんのツーショット。見て解るように、本当に生まれたてなんです。成魚でも難易度高そうなのに、このサイズからって超難しそう!!

メダカ先生から出された夏休み最大の課題です。里山にやりきれるかなぁ……。