100均の焼き網で作った温室の効果は……?実際に屋外水槽の水温を測ってみました。

スモークチキンとパン作りに忙しい里山です。

以前記事で取り上げた、100均アイテムで作った温室(もどき)の続報です。

うっかりカメムシを触ってしまった里山です。(見えない位置に潜むのは卑怯……) ――ホテイアオイを越冬させるために温室的...

実際に各水槽の水温を測ってみました。

水温の微差

今回の計測結果では、網有り水槽と他の水槽の水温に過度の差は出ませんでした。(何回か計測しないと、正確な結果は出せません。あくまで今回は、です。)

ですが約1℃程、他の水槽より暖かかったことは確かです。

↑19.5℃を示す水温計。他の水槽よりも少しだけ暖かいです。水面と網の間にある空気も暖かく、適度な湿り気があって良かったです。

↑ホテイアオイの葉の色落ちは防げている様子。葉もしっかりとしており、状態は悪くないです。(やや栄養が不十分な感があります。)

いかにホテイアオイを「寒風に晒さないか」が目的でしたから、それに対しては十分な効果があったと言えます。

ただ、その環境が本当にホテイアオイに良いのかがわかるのは、もう少し先の話。枯れずに元気なままで行けるでしょうか。

水温の差を生むのは

ベランダに配置された水槽は、それぞれ日の当たる時間帯などが異なります。その差により水温差が生まれています。

また、底土の有る無しでも差がつくように感じられました。

太陽の傾きと熱

同じ屋外水槽でも、ベランダの何処に配置したかで日照条件が違います。

西側の配置

朝日が真っ先に挿し込みます。午前中の早い時間から10時くらいまでは日が良く当たります。その後、ベランダで一番最初に日影となり、そのまま日は当たらなくなります。

それがそのまま測定結果に現れました。晴れた日の昼だと言うのに、たった13℃しかありません。全水槽中、最低の水温です。

いくら天気の良い日でも、既に日陰となってしまっている水槽では、水温が上がる要素がありません。

水温が早くに下がり、そのまま夜となってしまうので、一番冷える水槽なのかも知れません。

中央の配置

写真手前から、ベアタンク青幹之、麦飯石紅白、玉砂利青幹之の水槽です。

若干の差がありますが、概ね朝も昼も日の当たる場所です。どの水槽も水は暖かく、メダカたちも元気に泳ぎ回り、積極的にエサを欲しがります。

中央の配置でも東寄りか西寄りかで、日の差し方が変わります。太陽が大きく傾く秋冬に限っては、東に寄っている方が日が長く当たります。

↑ベアタンクの青幹之水槽。朝日も当たり、昼も日の当たる場所ながら18℃で頭打ち。

↑麦飯石を敷いた紅白の水槽。日当たり時間の長さとしては、隣のベアタンク青幹之水槽の方が良いです。なのに、こちらの方が1℃近く高いという結果に。

↑玉砂利を敷いた青幹之水槽。この時間帯によく日が当たっていたのもありますが、19℃と暖かいです。

日が長く当たっても

上からズドンと照りつける夏の太陽光と、傾斜が付き横に長くなる冬の太陽光とではエネルギーが違います。

いくら日に当たっていても、冬は夏のように水温が上がらないのはその為です。

底土自体が温まる

日に当たることで温まるのは水だけではありません。水槽の底土も温められることになります。

温まった底土は、水槽内の熱源です。計測の結果からしても、何も敷いていない時と比べ、水温の低下に多少なり影響があるようです。

保温効果を上げるには

ベアタンクで温室にするよりも、底土有りの状態で温室にした方が、より効果が増すのでは?と推測します。

更に、日が陰り出すタイミングを見計らい、断熱素材で覆いをすれば、寒い夜間でも暖かさを長持ちさせることが出来ると思います。

「いかに昼に水を温め、冷まさないようにするか」ということが大切です。

おわりに

ラップで加工した100均の焼き網でも、一定の効果が得られることが確認出来ました。あとは工夫&応用ですね。

越冬が心配な弱い個体や小さな個体を保護するのにも利用出来ると思います。